インスタグラムにおいてフィギュアスケート男性アスリート部門でフォロワー数11万4000人(2017/11月現在)と堂々1位を誇る高橋大輔さん。現在では「ユニバーサルスポーツマーケティング」がマネージメントをしています。
「男らしい色気」を感じさせるそのルックスや、気さくな笑顔にファンからは「大ちゃん」との愛称で呼ばれることもあり、フィギュアスケートファンのみにとどまらず、さまざまな年齢層の男女から支持をされています。
この独特な男の色気を漂わす秘密はどこに隠されているのでしょうか?高橋大輔さんのダンディなインスタグラムの写真とともに、プロフィールや現在の活躍状況を探っていきましょう。
本名:高橋大輔(たかはしだいすけ)名付け親は、お母様の勤務していた理髪店の娘さんで「嶋大輔(しまだいすけ)さん」の名前から由来しているそうです。
出身:岡山県倉敷市。1986年3月16日生まれ。身長165㎝、体重59㎏、血液型A型。4人姉弟の末っ子です。
学歴:関西大学文学部総合人文学科身体運動文化専修
ストリート系ファッションもとても似合っています。インスタグラム内だけを観ると一見かっこいいミュージシャンかと錯覚するほどオシャレで落ちついた印象を感じさせます。
しかし、高橋大輔さんは、2010年のバンクーバーオリンピックの銅メダリスト!日本男子シングル史上初五輪でのメダルの獲得や、世界選手権での優勝を果たした日本フィギュアスケート界の第一人者と言える人なのです。
リンクの上で自在なスケーター技術を魅せる高橋大輔さんの、感性ゆたかな表現力と世界で一番と称されるステップ。得意とするのはトリプルアクセルに3回転ルッツ、3回転フリップ。
「音楽は彼の中から溢れてくる」と海外の音楽家もうなるほどのリズミカルな演技力や忍者を思わせるようなスピード感ある滑りには圧巻されます。氷上で繰り広げるしなやかな演技に、「大ちゃん」ファンは細胞レベルで震え上がってしまうようです。
バンクーバーオリンピックで志高く挑んだ4回転ジャンプには、ロシアの男性フィギュアスケーターのエフゲニー・プルシェンコさん(2006年トリノオリンピック金メダリスト)から「ヒーローだ!」と言われ握手を求められるほどのサムライ魂を発揮しています。
以下で紹介する「氷艶(ひょうえん)」でも共演している荒川静香さんは「感性の高さで群を抜いており、どんなプログラムでも自分の世界で表現できる」「一緒に滑っていて、自分が哀しくなるほど才能がある」と高橋大輔さんのスケーターとしての能力に言及しています。
2017年5月、市川染五郎さん演出による「氷艶HYOUEN・2017破沙羅(ばさら)」が上演されました。氷の張られたリンクの上で行われる、歌舞伎とフィギュアスケートをミックスさせた画期的なステージでした。
歌舞伎役者の出演者は、市川染五郎さん、市川笑也(えみや)さん、中村亀鶴(きかく)さんなど、スケート界からは、荒川静香さん、織田信成さん、浅田舞さん、村上佳菜子さん、鈴木明子さんといった豪華な面々で構成されています。
「氷艶」を観に行ったフォロワーからは、公演後に「大ちゃんを間近で観ることができて嬉しかった」など感激の言葉や、高橋大輔さんがかっこよすぎて「氷艶ロス」にまでなってしまった人も続出しました。「大ちゃん」こと高橋大輔さんは、本当にお茶目で気さくな男性なのです。
さきほどの「氷艶」にも言えますが、高橋大輔さんはさまざまな仕事に挑戦する強いハートの持ち主です。そして、挑戦することを楽しみながら行っているところもとても魅力的なのです。
「伊集院光とラジオと」での共演。インスタグラムには「あっという間に終わってしまうくらい楽しかったです」「ラジオ楽しい」といった本人のコメントが添えられています。
2017年11月10日からNHK(BS1)で放送された「ぼくらはマンガで強くなった」では、高橋大輔さんが初のテレビ司会者として出演しています。
第1回の放送テーマは「復活」。自身の負った膝のケガによって感じた不安や焦りの気持ちなどの心境を交えてバンクーバーオリンピックで快挙を果たした「復活劇」についても語られました。日本の「文学」として語られることのあるマンガに焦点をあてた番組の内容はとても興味深いものです。
日本テレビ系ニュース番組「NEWS ZERO」(毎週月曜日~木曜日午後11時、金曜日午後11時30分から)では、「SPOTLIGHT(スポットライト)」のコーナーで、キャスターをしています。月に1回程度の出演なので、高橋大輔さんの活躍を多く観たいフォロワーやファンの方にとっては少し寂しいですね。
2016年リオデジャネイロオリンピック、卓球で3位に入りメダリストとなった水谷隼(みずたにじゅん)さんと。
高橋大輔さんは「水谷選手日本人初メダルおめでとう!!!最高!!ありがとう!!」とコメントしています。本来右利きであった水谷選手は、卓球ではサウスポーが有利であると幼い頃からあえての左利きで育てられたそうです。
たゆまぬ努力を重ねてきた水谷隼さんと高橋大輔さんのツーショット。種目は違えども日本人初のメダリスト同士の「おめでとう」という言葉以上の深い思いと連帯感を持ったことでしょう。
NEWS ZERO「SPOTLIGHT」の取材では、スポーツ選手だけでなく、映画監督やアーティスト、小説家に航空自衛隊、横浜赤レンガのアートなど、ジャンルを問わず、それぞれの畑でエンターティナーとして輝いている人々の素顔に迫っています。
織田信成さんと町田樹(まちだいつき)さんと。インスタグラムには、1人で写った写真もありますが、仕事仲間や、後輩、友達の家族など、大切な周りの人たちと一緒にポーズをとる高橋大輔さんが多くいます。
3人が並ぶと、やっぱりかっこいいですね!1人のときも、その目の前にいるシャッターを切る人、写真を観る人たちを楽しませてくれる能力の高さには、舌を巻いてしまいます。
小塚崇彦(こづかたかひこ)さんと天丼ランチの様子です。実は、小塚崇彦さんのインスタグラムにも別のバージョンの写真が載せられています。セットで観ると二人の仲良しぶりがうかがえるので得した気分になれそうです。
インスタグラムで「宇野昌磨(うのしょうま)さん」とのツーショットも話題になりました。以前と比べて、幼さが陰にひそみシャープな印象が強くなった宇野昌磨さん。先輩スケーターに混ざっても引けをとらない演技をする上で、緊張の連続は避けられないことでしょう。
「しょうま頑張れ!応援してるからなー!!!」と、先輩である高橋大輔さんからのコメントに宇野昌磨さんは、これ以上ない心強さを感じたのではないでしょうか?
世界を舞台に活躍してきた経歴の持ち主であるのに関わらず、高橋大輔さんはその功績を決してひけらかすことはせず、現在も明るく活躍しています。その姿は、まるで地上に舞い降りた天使のようです!?
これまで築き上げてきた功績の裏側には、他人には想像もつかないようなストイックな努力や鍛錬、心身共に疲れ果ててしまいそうな冷たい氷の上での練習の積み重ねもあったことは間違いありません。
多方面から誕生日のお祝いを受ける高橋大輔さんは、現在でも多くの人たちから愛され、支持を受け、さまざまなジャンルでの仕事を楽しそうにこなしています。今後もその活躍の幅が大きく広がっていくことでしょう。
なぜなら、高橋大輔さんの仕事に臨むその姿勢や礼儀正しさは、やはりスポーツマンらしく、かつて氷上で魅せた「サムライ魂」を彷彿とさせているものだからです。