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– 2019-01-11 最新情報を元に加筆修正
スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュや人気女優・マーゴット・ロビーの出演に話題が集まり2016年に記録的な大ヒットとなったアメリカ映画「スーサイド・スクワッド」。
ウィル・スミスやジャレッド・レトといった豪華なキャスティングが名を連ねる中で、一人の無名の日系人女優が大抜擢されました。彼女の名前は福原かれん。
ロサンゼルス出身で日本人の両親を持つ現在27歳の日系人女性です。そんな彼女は、一体どんな人なのか?インスタグラムからその魅力を探ってみました。
生年月日:1992年2月10日
出身地: アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス
身長:157 cm
特技::極真空手、アウトドア、お菓子作り
出身大学::カリフォルニア大学ロサンゼルス校
アメコミヒーローのバッドマンやスーパーマンたちに投獄されていた悪役(ヴィラン)達が減刑と引き換えに危険なミッションに挑む痛快アクションコメディ映画「スーサイド・スクワット」。
その映画の中で、福原かれんさんは格闘術に長け、日本刀を自在に操る日本人剣士カタナ役を演じました。劇中では、ずっと日の丸が入った仮面で顔を隠しているので、素顔とのギャップに驚く人も多いと思います。
福原かれんさんは本格的に女優の道を歩み始めたばかりの時に、この映画のオーディションを受け、デヴィッド・エアー監督の目に止まり、見事カタナ役を射止めました。
ハリウッドではアジア系女性役は希少なため、たとえ日本人女性の設定でも多くの有名なアジア人女優がオーディションに挑みます。そんな中で、新人女優の福原かれんさんが抜擢されたのは、かなり異例中の異例のことです。
生まれも育ちもロサンゼルスでありながら、日本語も流ちょうに話すことができる福原かれんさん。
本格的な女優を志す前は、そのバイリンガルの実力を買われ、カリフォルニア大学在学中に、ディズニーチャンネルや日本のテレビ番組の現地リポーターとして活躍していました。
大学卒業後は、数カ月間日本を拠点にして活躍していました。ガレッジセールのゴリさんのアシスタント役やリポーターの福原かれんさんでピンとくる人もいるのではないでしょうか?
福原かれんさんの特技は、中学時代から習い始めた極真空手。黒帯の一つ手前の茶帯線入り(1級)を持っており、大会での優勝経験もある実力の持ち主です。
この空手の経験が、「スーサイド・スクワッド」の中での激しい殺陣のシーンで大いに役立ち、ほとんどのアクションシーンをスタントマン無しでこなしました。
映画の立ち回りの稽古の時は、誰よりも早く現場に入り、練習と準備をして、一番最後に帰宅という日々だったようで、実力におごることなく、かなりの努力家であることが伝わってきます。
福原かれんさんの基本のヘアスタイルは、センターパートで、くせ毛風のゆるやかなカールがかかったヘルシーな無造作ロングヘア。
その時々の気分によって、インナーカラーを入れたり、外国人風にみえるハイライトを入れています。基本は黒髪ベースで、アジア人らしいエキゾチックな魅力を大事にしています。
アップヘアの時は、サイドの髪を少し残して無造作なお団子ヘアに。簡単だけど、お洒落感もあり、参考にしやすいアップヘアです。
インスタグラムでは、服装に応じてターバンをしたり、キャップや中折れハットをかぶったりと、ヘアアクセサリー使いも可愛いので、気になる人は福原かれんさんのインスタグラムをぜひチェックしてみて下さい。
福原かれんさんが育ったロサンゼルスは、世界でも屈指のオシャレな街。とくに「OLD NAVY」や「American Eagle」といったカジュアルブランドが有名です。
また、日差しが強くサングラスが欠かせないロサンゼルスでは、みんなそれぞれこだわりのサングラスを持っています。
こちらの私服コーデの福原かれんさんも、着心地の良さそうなニットにクラッシュデニムを合わせ、フレームが可愛いサングラスをかけて、まさにこなれたロサンゼルス流カジュアルスタイルを体現していますね。
インスタグラムに、京都を訪れた時に着物を着た福原かれんさんの写真が上がっていました。日本人をルーツとして持ち、特技の空手を通して日々日本の文化にも触れているだけあって、颯爽と着こなしています。いつかは、ハリウッドでも着物を着こなす姿が見てみたいですね。
インスタグラムのこちらの写真は、ハリウッド女優らしいモードな着こなしをしている福原かれんさん。
左は、「BCBGMAXAZRIA」の姉妹ブランドの「BCBGeneration」のジャケットを羽織ったオールホワイトコーデ。
中のインナーキャミで抜け感を出したこなれたスーツスタイルです。世界中に店舗を持つカジュアルブランド「BCBGMAXAZRIA」は、残念ながら2018年1月をもって日本からは撤退することになりましたが、オンラインでは引き続き購入可能となっています。
続いて右は、大人可愛いブランド「シンシアローリー」の黒のミニワンピコーデを、「ジミー・チュウ」のハイヒールでピリッと引き締めたコーデ。空手で鍛え上げられたカーヴィーボディを生かし、スタイリッシュに着こなしています。
インスタグラムで柄ワンピースを可愛く着こなす福原かれんさん。左から「タニヤ・テイラー」の幾何学柄オフショルワンピースと、右は「ヴァレンティノ」の花刺繍ワンピースです。
どちらもすっきり見える着こなしのポイントは、それぞれのワンピースに入っている色と同じ色のハイヒールを合わせる事です。
さらに、ヘアをアップスタイルにすることで、身長の低い人でもスタイル良く見せることができます。
ハリウッド女優ということで、気になるのはドレススタイル。「スーサイド・スクワッド」のニューヨークプレミアでは、ハリウッドセレブ御用立ちの「ヴァレンティノ」のドレスで挑んだ福原かれんさん。
立体的な生地感と、日本人の肌に馴染む淡い水色のシースルードレスで可憐なドレス姿を披露しました。グラデーションカラーのウェービーなダウンヘアで、よりゴージャスな雰囲気を盛り上げています。
映画「スーサイド・スクワッド」の出演者たちとは大の仲良しで、プレミアで世界中を回る時も、和気あいあいとした楽しそうなショットがたくさんインスタグラムにアップしています。
その絆の深さから、みんなで「SKWAD」というタトゥーを入れることとなり、福原かれんさんも左足のかかと(かなり痛みを伴う箇所)に人生初のタトゥーを入れました。
施術はなんと、ハーレイ・クインに扮した主演女優のマーゴット・ロビーが担当したそうです。
大物俳優ウィル・スミスとも過酷な撮影を共にして強い絆が生まれた福原かれんさん。
ウィル・スミスの息子で俳優のジェイデン・スミスとの仲良しショットもインスタグラムにアップされていました。
ジェイデン・スミスもジャッキー・チェンと共演した映画「ベスト・キッド」で見事なカンフーを披露しています。お互い格闘技を身に着けたもの同士で、ポージングも決まっています。
こちらのインスタグラムの写真は、「元祖ハーフタレント」としてバラエティ番組やで活躍したマリエさんとの東京ファッションショーでの2ショット。
マリエさんは人気絶頂だった2011年に、ファッションデザインで有名なニューヨークのパーソンズ美術大学に留学を経て、現在は自身のファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカル・マリエ・デマレ)」を立ち上げています。
福原かれんさんはマリエさんのことを「とっても素敵な人!」と称し、いつか一緒に仕事をしてみたいという希望をインスタグラムでコメントしていました。
女優さんとファッションデザインナーの二人、どんなコラボレーションをするのか?いつかは見てみたいですね。
ハリウッド映画では、アジア人女性が大役を任されるのはかなり稀な事。その中でも、あまたのアジア系女優達の中から見事に選ばれたシンデレラガール・福原かれんさん。
チャーミングな笑顔の裏に、努力家の一面も垣間見られ、今後ますます活躍が期待される女優さんとなりそうです。
ハリウッドの華やかな仕事風景から、友達や家族と過ごすリラックスした姿も気さくにアップしてくれる福原かれんさんのインスタグラム、これからも投稿、そして活躍ぶりが楽しみですね。