WWEプロレスラー中邑真輔のインスタが芸術的過ぎて困る


プロレスラーは何だか怖いと思っているあなた。中邑真輔(なかむらしんすけ)選手を知れば、プロレスラーに対する味方が180度変わってしまうかもしれません。

リングの上では闘志むき出しで体をぶつけ合うレスラーですが、リングを降りればアーティスティックでお茶目な中邑選手。

企業にイラストを提供するほどの芸術家。

知れば知るほど女子はキュンキュンするかも。フォロワー数90万人間近のインスタグラムから中邑選手をご紹介してみたいと思います。

中邑真輔さんのプロフィールは?

中邑真輔(なかむらしんすけ)。京都府出身の格闘家。身長188cm体重105kg。新日本プロレスでIWGPヘビー級王座数々のタイトルを総なめにする。

もともとは正統派プロレスラーとしてデビューするが、蝶野正洋選手とタッグを組んだことをきっかけにヒールレスラーへキャラクターチェンジ。

現在はアメリアWWE所属する格闘家として活躍する。

中邑選手が中学生時代から思い続けた夢…

中邑選手は、プロ野球評論家、野村克也さんと同じ、京都府立峰山高校時代からレスリングをはじめ、青山学院からのスカウトを受けて進学。

青山学院大学レスリング部では主将を務めています。2002年に、アントニオ猪木率いる新日本プロレスに入団し、同年日本武道館でデビュー。

 

総合格闘家としての道を歩む、中邑選手

学生時代のレスリングの実績と、プロレスデビュー前から総合格闘技のトレーニングを積んでいた中邑選手。

総合格闘家として未来を嘱望され、憧れのプロレスデビューした4カ月経った大晦日、アントニオ猪木が主催する「INOKI BOM-BA-YE 2002」に総合格闘技初参戦。

プロレスラーから総合格闘家へ

初戦は2Rで黒星を喫しましたが、総合格闘技家としての将来性を垣間見せます。そして、2003年5月、新日本「ULTIMATE CRUSH」大会で、総合格闘技ルールで勝利。

12月には、「IWGPヘビー級王座」に初挑戦し、当時のヘビー級王者天山広吉からタップを奪い、デビューから1年4カ月の最速、さらに最年少(23歳)で、王者に輝きます。

この最速最年少記録は、未だにこの記録は破られていません。

再びプロレスラーへ

2004年、高山選手とヘビー級王座の統一選を行い、高山選手からギブアップを奪ってIWGPとNWFのヘビー級王座の2冠を達成。

しかし中邑選手は、総合格闘家ではなくプロレスラーとして専念することを決意。

獲得したIWGPヘビー級王座も返上します。

中邑選手は、棚橋弘至選手とタッグを組み、佐々木健介・鈴木みのる組と対戦し見事勝利。タッグとしても王座を獲得し、プロレスラーとしての幅を広げていきます。

プロレスラーとして初めての挫折

2005年には、タッグを組んでいた棚橋弘至選手と対戦。IWGPU-30無差別級王座を獲得。プロレスラーとしての頂点を極めます。

しかしその後、中邑選手は、スランプに陥ります。

IWGPヘビー級王座のタイトルマッチで小島聡選手と引き分け、王座奪還に失敗。翌年も、当時IWGPヘビー級王座のブロック・レスナーとの試合で敗退。

これまで順調だった格闘家人生でしたが、初めてともいえる挫折を味わいます。

さらなるレベルアップをするために中邑選手がとった行動とは?

2006年5月、中邑選手は、さらなるレベルアップをするために、期限を設定せずに海外修行へと旅立ちます。

海外では試合は一切行わず、とにかくトレーニングと練習を積み重ね、体を二回りビルドアップして帰国。

中邑選手を変えた、恩師アントニオ猪木の言葉とは?

海外修行時代は、恩師アントニオ猪木に「足を使ってたくさんの人に会え!」と言われ、その言葉通りに様々な人と出会った中邑選手。

世の中の見方が面白くなったと自身の成長を語っています。

 

正統派レスラーからヒールレスラーへ

それまでは正統派の格闘家として歩んできた中邑選手でしたが、蝶野正洋選手とタッグを組んだことを機にヒールキャラクターへと変身を遂げます。

このキャラクターチェンジにファンは驚きます。

しかし、ビルドアップした体とこれまでの中邑選手にはなかった個性が強く出たことで人気が一気に高まり、凱旋試合の長州力・中西学戦では、長州力からカウントを奪う大活躍。

アメリカのプロレス団体WWEに移籍

2016年、「中邑真輔を世界にぶつけていきたいと思います。イヤァオ!」とコメントし、新日本プロレスを退団。アメリカのプロレス団体WWEに移籍。WWE移籍後は次々と勝利をおさめ、アメリカで一躍人気のレスラーに上り詰めるのです。

信じられない!中邑選手のアーティストなセンスが秀逸

中邑選手は、大学時代、レスリング部に所属しながら美術部に在籍するほどの、アーティスティックな才能の持ち主。

2008年には、「TOKYO WRESTLING ARTS」と銘打った中邑真輔 vs ロジャー・ミカサ 現代美術展を東京・青山で開催。

さらに、2010年「イタい人にならない自分☆発信力」(著者原村和子 ビジネス社)の絵も担当しています。

NHK Eテレにも出演

2015年には、横浜駅ショッピングセンター「横浜モアーズ」キャンペーンイラスト「いざ戦いのクリスマス MORE’s Xmas」を提供。デザインを題材としたNHK Eテレの番組「デザインのあ」のコーナーにも出演しています。

さらに、アパレルにデザインを提供するなど、格闘家の域を超えたアーティスト活動をたくさん行っているのです。

幼少期に目覚めた絵のセンス

中邑選手は中学時代からレスリング部と美術部を掛け持っていたのですが、その起源は幼少時代までさかのぼります。

中邑選手の幼少期には周りは女の子ばかり。そのため、一人で遊ぶことが多く、絵を描くことが必然的に多くなったのです。

全国の小学生の想像力を伸ばすために、中邑選手が続けていることとは?

2009年からは、「みんなのパンチ」という新アートを展開。母校の小学校をはじめ、全国の小学校を回る活動も行っています。

黒板に見立てた深緑のキャンパスに、クレヨン、マーカーなど様々な画材を用い、アートを製作。

小学生の感性や想像力を伸ばす芸術教育にも力を入れているんです。

中邑選手の、センス、ユーモラス、そして温かさ

リングの上で戦う中邑選手からは想像のできないイラストですよね。お花畑をパンツ一丁でかけるアニマル。それを追いかけるウサギ。

2匹とも笑顔?回想を演出する背景の色使いにもセンスを感じずにはいられません。リビングにそっと飾っておくと、とってもオシャレなイラストですよね。

パンツ一丁とロングタイツはやはりプロレスを意識してのものでしょうね。

絶対欲しくなるTシャツ

このイラストのタッチ、キャラクター、なんとも言えない愛らしさです。中邑選手の心の温かみとユーモラスを感じさせる作品。中邑選手のファンからは、「か、かわいい」「いいですね」という声が寄せられています。

もはや、プロレスラーの域を超えたセンス

2012年6月に発表された、中邑選手デザインのTシャツ。めちゃくちゃクールじゃないですか?

ギリシア神話に登場する一つ目の巨人キュクロープスを思わせる一つ目の虎が、ビシッとスーツに身を包みます。

そのまま来てもクールだし、ジャケットと合わせてもマッチしますよね。モノトーンで仕上げているのでどんな着こなしにも合わせやすいデザインです。

斜め上をいく発想

ベイクルーズ社のセレクトショップ、ジャーナルスタンダードに提供された中邑選手のデザインがあしらわれたTシャツです。

ユーモラスなデザインなのにクールですよね。

2014年ブラジルワールドカップをイメージして、サッカーボールが入ったイタリアン。

斜め上をいく発想に思わずニンマリしてしまいます。

 

癖になるタッチ

2016年4月「I’m sleepy now. Good night.」というコメントを添えてインスタグラムに投稿された中邑選手デザインのニューTシャツ。

タトゥーを入れた強面のプロレスラー?が手に寿司を持っています。

どんなシチュエーションなのか想像さえできないイラストがクールです。

魂の抜けたような表情もユーモアたっぷりで、じっと見ていると可愛いとさえ思えてきます。

調べてみると、イラストのモデルは、バーナードライバーというプロレスラー。

ファンからは、「だいすき」「欲しい」という声がたくさん寄せられています。

中邑真輔選手まとめ

WWE所属のプロレスラー中邑選手についてお伝えしてきましたが、プロレスラー中邑選手に対する見方が180度変わったのではないでしょうか?

中邑選手の当面の目標は、WWEでのヘビー級王座獲得。

2018年は必ず目標を達成してくれることを一プロレスファンとして応援する傍ら、イマジネーション溢れる芸術からも目が離せません。