サーフィン界の貴公子、五十嵐カノアってどんな人?


2020年に日本で行われる東京オリンピック、その中で新たに行われる注目競技であるサーフィンで金メダルを目指す19歳の五十嵐カノアさん。甘いルックスとその実力でいま話題沸騰中の彼の人となりをインスタグラムなどから紐解いていきましょう。

五十嵐カノアさんのプロフィールは?

五十嵐カノアさんは1997年10月1日にアメリカのカリフォルニア、ハンティントンビーチに生まれます。身長は180センチ、体重75キロ。QUIKSILVERというアメリカのサーフィン・スノーボードブランドにスポンサードされています。
純日本人でありながら珍しい自らの名前の由来である「カノア」とはハワイ語で「自由」という意味だそうです。両親がサーフィンのために移住したハワイの風を一身にうけて育った好青年です。

職業はプロサーファー

サーファーであった両親の影響で、自らもわずか3歳の時にサーフィンを始めまた五十嵐カノアさん。6歳の時に初出場したローカルコンテストで初優勝をとげ、そうそうにその頭角をあらわし始めました。当時彼の才能をアマチュアUSAコーチであるジョイ・ブラン氏に見いだされ、最年少の9歳でUSAの強化チームに加入しました。そして2009年にはサーフィン界のレジェンド、トム・カレン氏のもつ全米アメリカアマチュアサーフィン連盟最多優勝記録である30勝を記録しました。

 

五十嵐カノアさんの活躍の数々

全米アメリカアマチュアサーフィン連盟最多優勝記録はいまだに破られていない記録です。
12歳でNSSA全米ナショナルチャンピオン獲得と同時に戦いの場をWSL(ワールドサーフリーグ)へと移します。五十嵐カノアさんが13歳となったときにASP初優勝、14歳では当時最年少としてUSAチャンピオンシップU-18クラスで優勝をおさめています。現在もその活躍の場を増やし続けています。

五十嵐カノアさんの家族構成は?

五十嵐カノアさんは4人家族で、両親と弟がいます。両親ともに日本人ですが2人ともプロサーファーです。五十嵐カノアさんはサラブレットなんですね。両親は1995年に日本からカリフォルニアに移住し、そこで弟を含めた4人で一緒にサーフィンをしているようです。アメリカで生まれた弟のキアヌさんはアメリカと日本の二重国籍ですが、オリンピックを目指すのであれば今後日本国籍を選ぶのでしょう。

お父さんはすごい人!

五十嵐カノアさんのお父さんは勉(つとむ)さんといい、1964年生まれの現在53歳、東京都出身です。高校を卒業後にトレーナーとして就職し、サーファーとしても活躍していました。1993年にカリフォルニアに移住し、そこでスポーツトレーナーの会社を設立しました。このことだけでも勉さんのサーフィンに対する情熱と行動力がうかがえますね。
このような家族に囲まれてサーフィンをしてきたカノアさん、現在の功績やその実力も納得ですね。

弟キアヌさんはどんなひと?

五十嵐カノアさんの弟キアヌさん「キアヌ」とはハワイの言葉で「すがすがしく吹く風」という意味です。カノアさん同様にハワイ由来の素敵な名前ですね。お父さんの名づけセンスとサーフィン、そしてハワイへの愛が感じられます。キアヌさんもカノアさんと同じようにプロサーファーとして活躍しているので、今後兄弟での対戦や同じく表彰台に上るときがくるように、日本から兄弟を応援していきましょう!

五十嵐カノアさんに彼女はいるの?

五十嵐カノアさんには彼女がおり名前を「テレサ・ヴォンバロ」さんといいます。
インスタグラムに多々登場する彼女はポルトガル国籍でカノアさんの2歳下です。
職業はこちらもプロサーファーで、競技をきっかけに知り合い現在も交際中です。
とても笑顔が素敵な女性で、五十嵐カノアさんとお似合いな様子はファンの間でも喜ばしく思われているようです。

五十嵐カノアさんの輝き

プロサーファーの両親の元育ったカノアさん。最高の結党に生まれ幼少のころからめきめきと才覚を発揮していきます。2016年にパイプラインマスターズで準優勝をおさめるなど現在も輝かしい結果を残しています。
インスタグラムの画像を見ても、彼の周りには支える人がたくさんいます。
人並外れた努力はもちろんのこと、五十嵐カノアさんには周りから支えられ、押し上げられるような人間的な輝きがあるのでしょう。

実は障害を抱えている!?

ネット上で五十嵐カノアさんを検索すると、「障害」というキーワードがでてきます。
なんでもインタビューなどの映像から「ろれつが回っていない」と噂になっているようです。
構音障害や脳梗塞・脳出血などの症状を疑われていたりしたようですが、そもそも噂に過ぎず、実際によく考えるとそのようなことはないはずで、将来的にはパラリンピックでなくオリンピックでの活躍が期待できますね。

運動だけでなく頭脳明晰!

五十嵐カノアさんは身体能力だけでなく頭の良さも兼ね備えているようです。
出身高校や大学は公表されていませんが、15歳で高校卒業のテストに受かっているようです。普通であれば高校に入学する年齢でそこまで学業をおさめていたとは驚きですね。
五十嵐家の方針として「サーフィンには頭脳も必要」ということがあり、その方針にのっとって育てられてきたカノアさん。英語はもちろんポルトガル語やスペイン語、フランス語なども話せるらしく文武両道を体現しているといえるでしょう。

 

五十嵐カノアさんのファッション論

サーフィン選手である五十嵐カノアさんですが、どのようなファッションが好きなのでしょうか?インスタグラムを見ると、ビーチとそれ以外では異なるファッションを好んで使い分けているようです。実際にインタビューでも「プライベートではパリっとしたシャツにきれいなシューズが好き」と語っており、まだ20歳ながらにビーチを「仕事場」ととらえ、プライベートと分けて考えているように見受けられます。サーファーはヒッピーなイメージが付きがちですが、今後五十嵐カノアさんの活躍と意識によってきれいにかっこいいスタイルが増えていくのでしょうか?

カリフォルニア在住、五十嵐カノアさんの好きな食べ物

現在海外にて活躍しているカノアさんですが、彼は日本の食べ物が大好きです。
「日本では何を食べてもおいしい」と語り、好物はとんかつ・シチュー・焼肉・ココナッツウォーターなど。間食はほとんどしないようで自身の体調管理をしっかり行っています。
写真はインスタグラムにアップロードされてそば打ちの様子。日本から離れかつどうこそすれ、日本人の魂のような部分はしっかりもっているようですね。

サーフィン業界の明るい未来を背負う

2017年に最も活躍した選手ただ1名に贈られる「サーファー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた五十嵐カノアさん。日本では2020年に向けて「波乗りジャパン/NAMINORI JAPAN」
というチームが結成され、サーフィン界の動きも活発化してきました。今後オリンピックをきっかけにして世間の注目が高まっていくことが期待されます。時代の寵児として脚光を浴びる機会も増えてくる20歳、日本サーフィンの新しい夜明けとしての希望を一身に背負っています。

 

日本人としての挑戦

五十嵐カノアさんは2017年に来日しインタビューを受けています。
そのとき彼の決意を熱く語っていました。サーフィンは年に3回ワールドチャンピオンになれる機会はあるものの、いまは日本人としてオリンピックに挑戦したいと思っており、家族の育った場所である日本で日本のファンを喜ばせるチャンスであるので積極的に日本で活躍するチャンスを望んでいるようです。

まとめ ハワイの風を受け、五十嵐カノアは輝き続ける

6歳のころに両親の影響で始めたサーフィン。幼少のころからそのたぐいまれなる才能と惜しみない努力をもとに活躍を続けてきた五十嵐カノアさん。
家族や弟など周囲の人に愛されてこれまで様々な大会で入賞を果たしてきましたが、今後は日本人としてオリンピックでの活躍が期待されます。
まだまだ日本では注目度がそれほど高くないサーフィン業界ですが、今後五十嵐カノアさんの活躍と2020年に開催されるオリンピックによってどんどん注目度が上がっていくことが予想されます。
20歳のイケメンハワイアンサーファーの輝きを見逃さないよう、今後も応援していきましょう。