サッカー日本代表キャプテンであり日本ユニセフでの活動も積極的に行っている長谷部誠さんとはどういった人物なのか?


更新履歴
– 2018-07-13 最新情報を元に加筆修正

長谷部誠さんは現在サッカー日本代表の主将を務めておりポジションはメインはMFであり戦況によってDFになることがある選手です。またサッカーだけでなく日本ユニセフ協会の大使も務めており世界中のめぐまれない子供たちへの支援を行っています。

長谷部誠さんの経歴は?

長谷部誠さんは1984年1月18日生まれの33歳。出身は静岡県藤枝市で身長180センチ体重72キロです。高校は静岡県立藤枝東高等学校を2001年に卒業後Jリーグ浦和レッズに2007年まで所属。

その後ドイツクラブチームヴォルフスブルク、FCニュルンベルクを経て2017年現在ドイツアイントラハトフランクフルトに所属しています。2016年に結婚もしており、その翌年2017年にはお子さんが生まれております。

プロサッカー選手デビュー

長谷部さんは高校卒業後Jリーグ浦和レッズに入ります。1年目はほとんど出場はなかったそうです。しかし2年目は出場機会を得、そして3年目浦和のセカンドステージ優勝に貢献するにまで至りました。4年~6年目にはレギュラーとしてJ1優勝に大きく貢献しました。そして4年目の2005年に初めて日本代表に選ばれました。

しかしその翌年2006年のワールドカップの代表メンバーからは漏れてしまいます。その後、オシム監督時代に日本代表に復帰するも、翌年の2007年はシーズン序盤に負傷したこともあって代表戦の出場機会はないまま同年12月に再任した岡田武史監督に選ばれるまでは日本代表から選ばれませんでした。

 

ドイツクラブチームへヴォルフスブルク

その後2008年ドイツ・ブンデスリーガのVfLヴォルフスブルクに移籍します。同年4月のアウェーでのレバークーゼン戦でブンデスリーガ初得点を記録します。2009年3月南アフリカワールドカップ・アジア最終予選バーレーン戦の試合中のケガにより、リーグ終盤に欠場するも、クラブのドイツ国内主要大会初優勝に貢献した。

2011年9月ホッフェンハイム戦チームは交代枠を使い切っており、急遽長谷部さんがGKを務めることになります。馴れないポジションであったもののいい動きを見せます。しかし後半に失点しチームは負けてしまいます。この出来事は日本人が欧州リーグでGKを務めるのはこれが初であったそうです。

FCニュルンベルク

2013年9月FCニュルンベルクへ自ら移籍を志願しそれが実現したしかしチームの勝利に貢献はできなかったそうです。

2014年1月の合宿で右ひざの半月板を損傷し離脱。2月にはチーム練習に合流するも再び同じ所を痛め日本へ帰国。5月最終節で復帰を果たしましたが残念ながら2部降格となります。

アイントラハトフランクフルト

2014年6月現在のアイントラハト・フランクフルトと2年契約を締結します。同年、出場停止の1試合を除く自身として最多となるリーグ戦33試合に出場します。その後も数々の活躍を見せるも2017年3月に行われたFCバイエルン・ミュンヘン戦でポストに激突、左すねを6針縫合するケガをしてます。

その後ロシア・ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表に合流しましたが代表ドクターからも右膝半月板損傷の疑いで手術の必要性があると診断され、その翌日離脱することが発表されました。

ケガからのリハビリ復帰

写真は右膝の手術を受けた後の長谷部さん。無事に手術は終わったようで暫くプレイは出来ませんが早く戻りたいとおっしゃっていました。長谷部さんは自身が出られなかった2018FIFA ワールドカップロシア アジア最終予選、アラブ首長国連邦代表戦をテレビ観戦していた様子もインスタに投稿していました。

「素晴らしい勝利!!おめでとう!!そしてありがとう!!!」と日本代表の勝利に喜びを見せていました。またこのケガに対して「人生の物事には全て意味がある」と言っております。インスタのハッシュタグにも「長いリハビリの始まり」「身体だけでなく精神とも向き合う」に加えて「成長するチャンス」と悲観的にならず前向きな姿勢がうかがえます。

様々なリハビリ治療

写真はリハビリ治療を受ける長谷部さん。週に6日のリハビリをしていたようです。トレーニングマシーンを使ったものから、ボールを使った練習も始めており「非常に順調。一度も悪い状態になっていない」と話していました。

そこから約5ヶ月間治療に専念し、2017年8月12日に行われたDFBポカール1回戦・エルンテブリュック戦で復帰を果たしました。

 

結婚した写真も素敵

長谷部さんは2016年に入籍を公式サイトで発表しました。お相手はモデルでタレントの佐藤ありささんです左側の女性です。佐藤ありささんは2005年、ファッション雑誌『セブンティーン』のミスセブンティーン2005に選ばれ、専属モデルとして活動を開始。

その後お天気お姉さんの仕事やスポーツ番組も担当することになります。2010年にnon-noで長谷部さんと佐藤ありささんが出会ったのがきっかけだそうです。もともと佐藤ありささんは長谷部さんのファンだったそうで付き合いだしたのは2012年の初めだそうです。そこから約5年のドイツと日本との遠距離恋愛へて結婚に至ったそうです。

メンバーとの絆が伺える投稿

この動画は長谷部さんが現在所属するアイントラハトフランクフルトのチームメイトゆりかごダンスの映像です。長谷部さんも素晴らしき仲間達よ、ありがとうとコメントしています。チームメイトとの仲の良さが伺えますね。

日本ユニセフ協会大使に就任

長谷部さんは2007年から日本ユニセフで10年間マンスリーサポートというプログラムで支援をしていました。マンスリープログラムとは世界の恵まれない子供たちを様々な形でサポートするという活動です。その後も様々な支援活動をしてきたようです。

ユニセフ活動のCM出演からスマトラ沖地震・津波の被災地でもあるスマトラ島のバンダ・アチェに行き、現地の子供たちとサッカーをしたりしております。また国内でも東日本大震災によって被害が出た宮城県南三陸町。ここにある「あさひ幼稚園」は津波の被害で流されてしまいました。

その復興資金を自身の著書の印税を寄付をし実際に現地に行き支援活動をされていました。そんな日々の活動もあって2016年には日本ユニセフ協会大使に就任されました。

 

エチオピアの子供たちへワクチンを届ける

長谷部さんは自身の公式サイトでの収益の一部を様々な支援に使われているようです。その活動の一部で2017年6月アフリカ大陸のエチオピアにも支援に行かれたようです。エチオピアには「はしかワクチン」がどのような経緯で現地に届けられるかをご自身の目で見ておきたいとのことだったそうです。

このワクチンを運ぶのも温度管理に気を配ったり、道なき道をひたすら車で移動しなければならなかったりとかなり大変な経験だったそうです。動画はそんなエチオピアの子供たちとサッカーをする様子です。

ファッション誌の表紙も飾る長谷部さん

画像は2017年9月に発売されたアエラスタイルマガジンの表紙を飾る長谷部さんです。着ているスーツは男性ブランドダンヒルのものです・また時計はオーデマピゲのものです。普段はサッカーのユニホーム姿が多い方ですがスーツ姿も似合っていてかっこいいですね。

様々なTV番組にも出演する長谷部さん

画像2017年7月に放送されたサワコの朝の1シーンです。番組内ではドイツチーム、日本代表のキャプテンとしてチームをまとめることをどう考えてきたのか、キャプテンとして心がけていること等を語っていました。

まとめ

以上が長谷部誠さんの紹介でした。ドイツクラブチームに所属し、サッカー日本代表キャプテンを務める長谷部さん。サッカー以外でも様々なジャンルのTV番組に出演しており、そんな多忙な方でありながら日本や海外の恵まれない子供たちの為に支援活動を行っています。

この行動力はそう簡単に真似できるものではありません。それらを両立させている長谷部さんは本当にすごい人です。今年はロシアワールドカップが行われますので日本代表キャプテンの長谷部さんにはドンドン頑張ってもらいいい成績を収めてほしいですね。今後の長谷部誠さんの動向から目が離せないです。