世界中から愛されている猫のこむぎの日常を覗いてみない?

インスタグラムを使って自分のペットを紹介しているユーザーの人はたくさんいますが、たくさんいる人の中でもフォロワー数が28万人に及ぶ大人気のねこ、こむぎは多くの人に愛されながら毎日を一生懸命生きてきました。

こむぎとの出会い

こむぎの飼い主であるtomoさんは大の猫好きです。ある日tomoさんの同僚の服が血だらけだったため、訳を聞いてみると近くの公園で血だらけの子猫がいたので、その子猫を病院に連れて行ったと言うことでした。子猫を病院で診てもらうと子猫の心臓に雑音があるということがわかり、先天性の心臓の病気を抱えているかもしれないと言う事でした。猫好きのtomoさんと同僚の方はいち早く飼い主のもとに子猫を連れて行こうと探し回っていたのですが飼い主が見つかることなく、結局tomoさんが子猫を引き取り育てていくことを決意しました。子猫を引き取ってこむぎと言う名前をつけて日々の世話をし続けていたある日、こむぎが苦しそうに鳴いて倒れたため慌てて病院に連れて行きました。すると病院で先天性の心疾患のため余命半年と宣告を受けてしまうのです。

せめて短い間でもこのこむぎが幸せに暮らせるようにしてあげたいと言うtomoさんは、こむぎを見捨てることなく一緒に暮らすことを決意しました。

こむぎとの生活

tomoさんはもともとペット禁止のアパートに住んでいたのですが、こむぎのためにペットを飼っても大丈夫な賃貸物件に引っ越すことにしました。tomoさんはこむぎの何気ない日常をインスタグラムに載せることを決意しました。tomoさんの投稿の数々にはこむぎがお部屋の中でくつろぎ、遊んでいる写真がたくさんあります。またおしゃれで洗練されているインテリアデザインで、こむぎだけではなく多くの人からアパートのインテリアについても支持を受けるようになりました。

中でもオレンジ色の猫用の階段は、他の家具と合わせるといっても色が濃すぎるため合わせ方が見つからず、どのようなお部屋にしていけばよいかわからなくなるものです。しかしtomoさんは他の家具などの色合いをきちんと考えた上でお部屋のコーディネートをしているため、こむぎ以外にもおしゃれなお部屋で真似したくなるような写真がたくさんあるのです。

またこむぎの可愛らしい写真もたくさん撮影されており、まるでプロ顔負けなこむぎの写真がたくさん投稿されています。こむぎはぱっちりおめめでチャーミングな顔立ちです。
tomoさんは短い人生かもしれないこむぎの一瞬一瞬を写真に収めていくことを決めて、こむぎのいろんな表情を毎日投稿しました。手足をぴんと伸ばすでくつろいでいる様子や、おもちゃと遊んでいる可愛らしい様子、目を細めたりうっとりした表情のこむぎなどまるでモデルのような可愛らしさに心奪われたフォロワーがたくさんいるのです。

小さな体で一生懸命病気と戦っている姿は、多くのユーザーの目に届くようになりいつの間にか人気が出てきました。
こむぎはとても人懐こく、特にtomoさんに対してはいつでも甘えん坊です。ラブラブの様子の写真を見ていると気持ちがほっこりとします。

おしゃれなインテリアを背景にポージングをしているこむぎはまるでCMに出てきそうな雰囲気があり、写真を見ただけでは先天性の心疾患があり辛い経験をしてきたことがわからなくなるくらい、安らぎの時間を過ごしていたことが写真から伝わります。
小窓にいる所やキッチンで丸くなっている様子、布団の中にいる所など、いろんな表情で現れるねこのこむぎのファンになる人はどんどん増えていきました。tomoさんは、様々なアングルからこむぎの撮影を行っており、ある時は逆さまで撮影をしたり、下から高い場所にいる小麦を撮影したり、上からテーブルの縁のところにいるこむぎを撮影して耳と目だけを撮っていろんな角度から様々な表情を見せるこむぎの様子を投稿しています。絶妙なアングルでグッズになって販売されてもおかしくない位完成度の高い写真が多いです。

こむぎとの別れ

tomoさんの投稿を見ると、こむぎが小さな体でけなげに病気や自分の運命を受け入れて闘いながら日々を過ごしていると言うことがわからなくなるくらい、幸せな気持ちになれるのです。
一生懸命こむぎを助けるために尽力してきたtomoさんやその他の人々の助けにより、こむぎは何とか毎日を必死に生きてきました。このままもしかしたら元気になるのではないかと思うくらい、こむぎの日常の写真は元気で素晴らしい写真で溢れています。
こむぎは1番最初に病院に行った時に1歳に満たない状態で余命半年と宣告されてしまいました。しかし多くの人の助けを受けながらすくすく成長して4年と8か月を生き抜くことができました。
最後の最後までこむぎはtomoさんに心配をかけないようにと元気な様子を振る舞い、tomoさんが帰宅した頃、こむぎは大きな心臓発作を起こしてしまい、既に心臓が止まっている状態だったのです。病院に連れて行っても既に手遅れでこむぎは天国へと旅立ちました。

tomoさんや周りの人たちの助けがなければ、こむぎはここまでの年月を生き抜くことができませんでした。同じように先天性の病気で苦しむ人間や動物を飼っている多くのユーザー達から共感を得られ、世界中のユーザーが前向きに生きることの大切さを学んだのです。
こむぎが亡くなってからは数多くのフォロワーがこむぎに対して哀悼の意を示し、tomoさん自身もこむぎが亡くなったことを受け入れるのに時間がかかったようです。またこむぎが本当に亡くなってしまったということを信じることができなかったのです。
しかし苦しみながら亡くなる様子を大好きな飼い主に見せないようにとこむぎは最後の最後まで自分を助けてくれた人であるtomoさんを思った上での運命だったのだろうとtomoさんを始めとする多くのユーザーが感じたのです。
たとえ短い時間だったとしても、どれくらい長い時間を一緒に過ごしたかではなくて、どれだけ一緒に濃い時間を過ごすことができたかが重要なことなのです。それをよくわかった上でtomoさんはこむぎとの時間を過ごしてきました。

こむぎとtomoさんの願い

現在ではこれまでのtomoさんとこむぎの軌跡をより多くの人に知ってもらうべく写真展を開催したり、インターネットサイトでこむぎのグッズを販売したりと様々な活動をしています。またこれまでインスタグラムにあげられたねこのこむぎの写真に関しては、フォトブックとなって発売されています。このフォトブックはこれまでのこむぎについての写真がたくさんあるほかにフォトブックの売り上げの1部に関してはこむぎと同じような捨て猫保護する活動のために当てられると言うことで、これからもますます注目度が高まるでしょう。

人間も動物も先天性の病気を持って生まれてくる可能性はたくさんあります。責任を持って誰かが見てあげると言う事は非常に大切なことですが、実際問題は自分にかかってしまう負担を考えてなかなか面倒が見切れないと言う人が多いでしょう。
国内外からの多くのフォロワーがこむぎとtomoさんのかけがえのない日々を応援していました。誰もが幸せな世界で生きるためにはどのような行動をとれば良いかを今一度考えさせられる内容で、多くの人がこむぎの写真展に足を運んだり、フォトブックに手をのばしたり、自分自身で捨て猫保護する活動をサポートする人などが増えています。

人間と猫で素敵な関係を築くためのお手本となる存在で、これからも殺処分されてしまう動物が増えないように命の大切さを今一度考えて、命の大切さや重さについてを改めて学べます。