新生表”森保ジャパン”の中心選手を一挙おさらい!


ワールドカップイヤーとなった2018年。ロシアワールドカップでは、最後の最後に逆転され惜しくもベスト16位の成績となりましたが、我らがサッカー日本代表は2022年のカタールワールドカップに向けた新たな旅路を歩み始めました。

監督に就任したのは、サンフレッチェ広島を3度優勝に導いた名将「森保一(もりやす はじめ)監督。長年日本代表を率いてきた本田選手や、長谷部選手などのベテラン選手が代表引退を明言し、若い選手の台頭が求められています。

今日はそんな新生日本代表を引っ張っていくであろう選手たちを紹介いたします。

中島翔哉

新生日本代表のエースナンバー「10番」を背負ったのは、23歳の中島翔哉選手でした

。中島選手は、2017年にJリーグのFC東京からポルトガルのポルティモネンセに移籍し、加入1年目から10ゴール10アシストの大活躍を見せており、現地のサポーターからも絶大な信頼を得ています!

主なポジションはウィングフォワード、トップ下、サイドハーフといった攻撃的なポジション。長年日本代表の10番を背負ってきた香川選手と同じようなポジションを任されることが多いです。

注目すべき彼のプレースタイルは「ゴールに向かっていく気持ちの強さ」。もちろん技術力も飛びぬけて高いのですが、若くして海外リーグに飛び込んだこともあり、「絶対にゴールを奪うんだ!」という強い気力を持って試合に臨んでいます。

まずボールを受けたら、すぐにゴールへと向かう気迫のこもったプレーに注目して見てください。

堂安律

2年後に迫った東京オリンピック。その大舞台に出場するサッカーU23代表のエースを務めるのが、オランダ・フローニンゲンに所属する堂安律選手です。

1998年生まれの20の青年は、小さい頃から育成に定評のあるガンバ大阪の下部組織で育ち、トップリーグでプロデビューした後、「海外挑戦したい」という夢を追いかけてオランダリーグのフローニンゲンへと移籍をすることになります。

初年度から9ゴール2アシストで、存在感を示し、今年9月に行われた新生日本代表の初陣では、U23代表から飛び級でA代表へと選出されました。

彼の強みは何といっても切れ味の鋭いドリブル。「目標とする選手はメッシ」と公言するように、メッシのような重心が低く捕まえずらい独特のボールタッチを見せてくれます。

利き足は左足ですが、左右両方でも同じようにボールを扱えるので、どんな体勢でもドリブルで仕掛けることができます。

また気持ちの強さも彼の特徴でもあり、似たような言動から先輩である「本田選手の後継者」とも呼ばれています。

すでに多くの欧州のビッグクラブが彼の動向を調査していると言われており、更なる成長が見込める選手の一人です。

大島僚太

「今、Jリーグで一番上手い選手」と呼ばれているのが、この大島僚太選手。川崎フロンターレに所属しています。

チームではボランチを務め、長年日本代表でボランチの選手として活躍した中村憲剛選手の教えを受け、才能が開花しました。小柄な身体と可愛い顔からは想像つかない奇想天外な技術力を持つ選手です。

彼の魅力は、チームの潤滑油となるべく攻撃にも守備にも顔を出し、バランスを取る点です。高精度のパス精度や、ゲームの組み立て役に徹することから中村憲剛2世と呼ばれていますが、彼のポテンシャルはこんなものではないです。

爽やかな笑顔からは想像できないほどの負けず嫌いで、攻守ともにトップクラスになることを目指し、去年からは課題だった守備の能力が開花。

備え持つ攻撃力に合わさって、対人守備の力もついたことから、Jリーグ最強のセントラルミッドフィルダーの1人となっています。

ロシアワールドカップで活躍した柴崎選手とは、同ポジションで同学年。この天才二人のボランチが、今後の日本代表を引っ張っていくことでしょう。

中村航輔

中村航輔選手は、若干23歳ではありますが名実ともに「JリーグナンバーワンGK」として名を上げています。

柏レイソルの守護神として活躍し、各年代の日本代表にも選ばれていました。そして今回のロシアワールドカップの代表メンバーにも選出されました。

中村選手の魅力は、なんといっても「反射神経の良さ」。1対1のボールストップ率も高く、反射神経の良さを活かして、相手がシュートを放つギリギリまで動きを見極めるので、シュートに対して守るエリアも広くなります。

また前に飛び出て、事前にシュートを防ぐシーンや、ジャンプ力を活かしてのセービングなどゴールキーパーとしてのほとんどのスキルを兼ね備えた新世代の守護神です。

さいごに

今回紹介できなかった選手の中にも、これからの日本代表を背負っていく選手が数多くいます。

いまだ成し得たことのないW杯ベスト16以上。そのためにまずは、2019年1月に開催されるアジアNo.1を決める「アジアカップ」の2011年以来の優勝を目指して突っ走るのみです。

皆さんも今一度応援してみませんか?情熱溢れるスタジアムへ足を運んで、インスタ映えを狙ってみましょう!