Erika Zollさんのちょっと奇妙な可愛いインスタグラムの世界へ

世の中の風景・建物・景色など日常の身の回りのものは、全て丸(○)、三角(△)、四角(□)の単純な形から成り立っています。スプーンの形の○(○)、おにぎりの△(三角)、机の形の□(四角)などの幾何学の規則的な形が日常になじむように自然と配置され、幾何学模様は日常生活を構成する要素になっています。

そんな幾何学模様がさらにポップな形で日常と融合したら・・・??という発想でオリジナリティあふれる写真を生み出しているのが、イタリア・ミラノ在住の写真家 Erika Zollさんです。一度見ると、ちょっと奇妙な可愛い世界観が妙にクセになってしまう、そんな彼女の素晴らしい写真の数々をご紹介致します。

幾何学模様が融合したErika Zollの写真の世界

まずは、実際に幾何学模様が融合した彼女の写真の数々をご覧ください。

これらの写真は、彼女の作品の中でもGEOMETRIC VARIANTSと呼ばれる幾何学模様を主体とした写真シリーズです。モノクロの白と黒の2色を基調とした世界の中で、被写体と幾何学模様が融合した独特な世界観が繰り広げられます。

写真から自分が受けた印象や、その写真を見て驚いた自分、初めて彼女の世界観を目の当たりにして、自分の心が動かされるようなかの気持ちの変化にびっくりすることでしょう。自分の目で見たり感じたりした印象や、揺り動かされた気持ちなど、エモーショナルな感動を与えてくれる大人向けの作品です。

日常にありふれた丸(○)、三角(△)、四角(□)の幾何学模様も、このように写真として2次元に落とし込むとこんなにポップで可愛い世界が生まれるのですね。

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こちらの投稿では、シマシマ模様のストライブの画像も入ることで、計算されつくしたかのような整合性でバランスよく写真に構成されます。写真の奥行きや不思議な統一感をもたらしたキュートでキャッチーな写真です。

Erika Zollという人物

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これらの写真を作り出したのはErika Zollというイタリア ミラノ在住の写真家です。写真家としてだけでなく、Fine Art Photographer, Visual Artistとしても活躍する彼女は、2016年欧州環境庁主催「My City」写真コンテスト -第1位や、Transition to the Green Economyというカンファレンス主催の写真コンテストで参加者賞を獲得するほどの、今注目されているアーティスティックな写真家です。

2016年から2017年にかけても地元イタリアでMilano Photo Festival、eatro Lirico Sperimentale di Spoleto, Paratissima Art Fair Sur/Real Exhibition など複数回の展示会を行い、訪れた観客を魅了しています。幾何学模様の写真シリーズだけでなく、ポートレートやランドスケープ写真でもあふれる才能を発揮する、若手の女性フォトグラファーです。

Erika Zollについて

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そんなErika Zollさん自身については、彼女のインスタグラムでも多くを語る投稿はされていません。しかし、彼女が趣向を凝らして自身を写真の題材として撮影した「Me At My Best」というシリーズの写真を見ると、写真だけでなくErika Zollさん自身も健康的で美しい女性だということがわかります。

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美しいErika Zollさんから生まれる写真は、彼女のしなやかな感性を駆使して撮られており、彼女のきらめいた感性を感じることができるような、彼女独自の世界観を表現しています。このような写真家と出会い、感性を刺激される写真を見ることは、私たちにとって人生における本当に貴重な体験ですね。

幾何学模様だけでなく、幻想的な世界観も表現

Erika Zollさんの写真の魅力は、ポップでユニークな幾何学模様のGEOMETRIC VARIANTSシリーズだけではありません。実は、GEOMETRIC VARIANTSシリーズと対極の、幻想的でメルヘンティックだけれど、ちょっとシュールな世界観を表現した、写真も数多く発表されています。

こちらは中世ヨーロッパの絵画のような一枚です。部屋の中の壁紙が、雲が映える青空の写真だったり、窓から見える景色はお庭の緑や家の柱が見えていたりと、現実感があるようでないような雰囲気が漂っていますね。

飛んでいきそうな風船を手に取り、そのまま空に向かっ飛び立ってしまいそうな女性も幻想的なな雰囲気を作り上げています。彼女の写真には一貫して女性の顔を巧みに隠す構図・ポージングがされており、さらに現実感の薄い浮遊感が漂うメルヘンティックな一枚になっていますね。

こちらの写真は「籠の中の鳥・・・」という言葉が思い浮かんでしまうような、空想的な世界に閉じ込められた女性を描いた写真です。

写真という枠を超えて、近代アートの芸術品のような趣を感じますね。籠の中ではないのですが、透明なグラスの中に正座をして座り込む女性の姿は、守られているような隔離されているような不思議な世界観を作り出しています。そして、空の青と砂浜のコントラストも美しい写真です。

日本の伝統文化との融合も

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こちらは、日本の伝統文化 折り紙とErika Zollさんの才能がコラボレーションした作品です。和の雰囲気が漂う鶴の折り紙も、Erika Zollさんの世界に入ると、躍動感があり、いますぐに鶴が飛び立っていきそうな作品に仕上がりますね。モクモクとした煙とそこに漂う鶴の折り鶴がサングラスのように女性の目元を覆い、洋のテイストも活かされた作品に仕上がっています。

ミュージシャンのポートレートも

こちらのこれまでのErika Zollさんの写真とは少し雰囲気が違う写真は、シンガー Annaという方のポートレートを撮ったときの写真です。いつもの独特な世界観や幻想的な写真とは変わり、現実的でミュージシャンの真実を捉えて表現する写真家としてのErika Zollさんの力量に深い感銘を受けます。シンガー Annaさんを理解して彼女の一番輝く写真を撮った、素晴らしい一枚ですね。

花で彩られた幸せなキス

こちらの投稿も、「なんて素敵な世界なのだろう・・・!!」と思わずつぶやいてしまうほど、美しい写真です。幸せそうにキスをする新郎新婦が色とりどりの花に囲まれ、自身もフラワーガーデンと同化してしまったかのような演出がされた写真です。美しい世界のようでありながら、垣間見える、新郎新婦が花にとりつかれてしまったかのようなシュールな世界も、毒のきいたスパイスのある美しさを演出しています。

女性らしいしなやかな写真も

独創的なこれらの写真の他にも、シンプルに女性の美しさを撮った写真もあります。黒のシンプルな背景に少し退廃的な雰囲気も漂う伏し目がちの女性が、古代ローマの時代から現代までのイタリアの女性に共通して伝わる、女性の強さのようなものを感じさせますね。シンプルな女性の美しさも写真として表現しているErika Zollさんです。

魔法にかかったような軽快な世界観

こちらの写真はErika Zollさんの魔法にかかってしまったかのように、女性が軽やかに宙に浮き、そのまま時が止まってしまったかのような一枚の写真です。魔女に時間を止められてしまったのでしょうか?そんな童話のようなストーリーが思い浮かびます。

風景画も秀逸

GEOMETRIC VARIANTSシリーズやコンセプト写真も素晴らしいErika Zollさんさんですが、Erika Zollさんのインスタグラムでは風景画も投稿されています。

この投稿も何気なく撮られたような写真なのに、グレーの空や、飛んできた鳥が写真におさまる絶妙なタイミング、屋根のレンガの褐色から手前に咲く赤い花の色味の変化など、計算されているようで完璧にErika Zollさんの世界観を表した風景画になっているところが素晴らしい写真です。

最後に・・・

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Erika Zollさんのちょっと奇妙な可愛い世界観が詰め込まれた写真の数々はいかがでしたでしょうか?彼女の世界観は唯一無二のものであり、イタリアだけでなくこれからはワールドワイドで活躍する才能の持ち主であることがわかります。

日本でも早く個展など彼女の写真や活躍する場面を見る機会が増えるといいですね!そして、そんな彼女の普段は見ることができない写真は、Erika Zollさんのインスタグラムで数多く投稿されており、ご紹介しきれなかったたくさんの素晴らしい写真と作品が満載です。

日常の癒しに、自分を感動させるアイテムに・・・そんなErika Zollさんの作品が投稿されるインスタグラムをこれからも応援していきたいですね!