奇跡のキツネとひとりの女性のアカウントから目が離せない

みなさんaylathefoxというInstagramのアカウントをご存知でしょうか?

そう、名前の通り、キツネのアカウントなんです。

え、キツネ??と思われた方も多いはず。

この1匹のキツネが歩んできた壮絶な過去と、現在の暮らしを紹介します。

一見、普通の元気そうなキツネですが

Aylaは一見、普通の元気そうなキツネです。

しかし元々は毛皮になるために養殖されていた、残酷な運命のもとに生まれてきました。

ファー(毛皮)のために殺されている動物は年間7,500万頭にも登ると言われ、コート、バッグ、帽子、アクセサリーなどに加工され、店頭に並べられます。

1枚のファーのコートを作るために、オオヤマネコは12~15頭、キツネは15~20頭、アライグマは27~30頭、ミンクは60~80匹、リスは60~100匹使われるそうです。

そうした動物たちは生まれた時から小さな檻に入れらて、水や食料も必要最低限しか与えられず、最後はとても残酷な方法で殺されてしまうか、生きたまま皮を剥がされるそうです。

Aylaもその中の1匹のはずでした。

しかし、そんなAylaに奇跡が起こります。

一人の女性が助けてくれた

この一人の女性がAylaを農場から救い出してくれたのです。

彼女の名はSilje。

ノルウェーに住む、自然を愛する女性で、彼女がAylaを救い、現在もともに生活しています。

こうして、ファーになるために殺処分されることを逃れたAylaの生活を写真とともに紹介していきましょう。

 

とてもキュートな瞳

AylaがSiljeのもとへやってきた頃の写真です。

丸くうるうるとした瞳がなんとも可愛らしく、まるでぬいぐるみのようですね。

一般的にキツネは人間には懐かないと言われています。

ペットとして多く飼われている犬と同じイヌ科ではありますが、キツネには犬のような縦社会やボスへの従順の認識がないので、飼い主に媚びることがないのです。

しかし一方で飼い主への服従心がないということは、キツネも人間を友達のようにみてくるということです。

まさにAylaとSiljeの関係性はペットと飼い主というより、友達同士と言った感じでしょうか。

大自然のもとで育つAyla

自然が大好きなSiljeのもとですくすくと育っているAyla。

ノルウェーの大自然に囲まれながらの生活は人間でも羨ましい限りです。

山登りが趣味のSiljeは山に登る時でもAylaを連れて行くそうで、この写真は初めて一緒に登った時のものです。

Aylaのお友達は??

Aylaの友達は人間以外にもたくさんいます。

まずは犬です。

犬とじゃれあう姿はいつまでも見ていられるほど微笑ましく、ファーになるために生まれたキツネとは思えませんよね。

自分より大きな犬にも果敢に向かって行く姿が可愛らしく、まるで兄弟のようです。

この動画はもう、何回も見ちゃいますよね!

実はキツネは日本でも特別な申請をしなくても飼うことができ、キツネを扱っているペットショップも最近は増えてきました。

またキツネは雑食なので、基本的にはドッグフードやキャットフードで代用ができるようです。

Aylaをみて、キツネを飼ってみたいと思う方も増えるのでは??

お次は牛です。

キツネは警戒心が高い動物と言われていますが、Aylaはどんな動物でも関心持って積極的に近づいて行くようです。

キツネとウシの組み合わせ、なんか面白いですよね!!

 

お気に入りのおもちゃは

Aylaのお気に入りのおもちゃはスポンジなんです!

一度手にしたら離したくないのか、ずっとくわえてますね。

これも犬と一緒ですよね! おもちゃを奪い取ろうとすると、「ウーーッ」と唸って怒ってきますよね。

お気に入りのおもちゃを取り上げようとすると怒るのは全ての動物の共通点なのかもしてないです。

Me and Teddy. Before i killed him😵😁
訳:私とテディ。でもね、彼のこと殺しちゃったの

おもちゃを与えたら噛みちぎってしまったのでしょう。

それを「killed」と表現している面白さがあります。

投稿しているSiljeさんのこうしたユーモアもこのアカウントの人気の秘訣です。

大自然という最高のロケーションもあり、キツネという風変わりな友達もいて、最高に楽しい生活が想像できますよね!

さすがの運動神経!

Aylaは運動神経もバツグンなんです。

キツネは時速50キロで走ると言われ、動物界ではそこまで速いわけではありませんが、人間ではとても追いついていけないスピードですよね。

Aylaのワンパクな様子がこの動画でも伝わってきますね!

Aylaの苦手なもの

水が少し怖いのでしょうかね?

オドオドしながら石の上にいるけど、向こう岸に行きたい、
でも水が怖い、、

勇気を持って飛び込んでみたら
あれ、意外と浅かった

と言った感じでしょうか。

野生の中で育ったキツネであれば、水に恐るということはありえないのでしょうが、Siljeによって育てられたAylaには水に入ることが少し怖かったのでしょう。

人間も幼い頃からプールに通ってる人は顔を水につけるのがなんともないけれど、プールに通ったことがなかったり、泳ぐ機会が少なかったりした人は大人になっても顔を水につけることに恐怖心を抱く人がいますよね。

幼い時の環境が、おとなになった時の行動や心理に影響してくるのは、動物も同じで、人の手によって育てられた動物が、野生に帰って生活するのが、難しいのはそのような理由があるからです。

 

そんなAylaが行方不明に、、

Missing!
My best friend and hiking buddy disappeared during our hike on thursday. No one have seen her since. She disappeared on our way to Bjørnalia near Undheim. ( Rogaland, Jæren )
If anyone who lives in the area has seen her, or any fox that could be Ayla. Please send me a message.
Ayla is a fox from a furfarm and doesnt know how to survive in the wild. She is also and easy target for hunters.

訳:見つからないの! 木曜日にハイキングに行った時に私のベストフレンドであり、ハイキングのバディー(Ayla)がいなくなってしまった。誰も彼女をみてないって。彼女が消えたのはUndheimの近くのBjørnaliaへの道なの。もしそのあたりの地域でAylaかAylaかもしれないキツネをみた人がいればメッセージを送ってください。Aylaは毛皮農場からやってきて野生の中で生きる術を知らないの。さらに彼女は簡単にハンターのターゲットになってしまうわ。

ある日、Aylaが行方不明になってしまいました。

先ほども述べたように、人の手によって育てたれた動物が野生で生きていくのは大変に難しいことです。

キツネに帰巣本能があるかは定かではありませんが、同じイヌ科の犬には帰巣本能があると言われています。

Aylaが一刻も早く戻ってくることを祈るばかりです。

In the Mountains near my home. . . 📷 @siljefjell31 . #backtonature #ilovemyfox #hikingfox

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現在(2017年7月末)時点で、Aylaが戻ってきたという情報はありません。

一番心配しているのはSiljeでしょう。

大切な親友がある日突然いなくなってしまったという事実を受け止めるのは簡単ではありません。

しかしながら、Aylaの愛くるしい表情や、元気な姿は「aylathefox」のアカウントで見ることができます。

現在75,000のフォロワーを抱える人気アカウントになりましたが、始まりが一人の女性の勇気ある行動です。

このアカウントを通して、キツネの愛くるしいや可愛さはもとより、毛皮産業の実態、動物の人間の関係性を考えてみてください。