天空にある大学?世界の縮図と言われる立命館アジア太平洋大学の魅力に迫る!



大分県別府市の山の上にある立命館アジア太平洋大学、通称APU。「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として、2000年に開学し、これまでにない全く新しい多文化・多言語環境を築いています。

スーパーグローバル大学に登録されているAPUは、全生徒の半分は世界中の89の国や地域から3000人を超える学生が集まっている世界でも稀なユニークな大学です。世界の縮図とも呼ばれているこの大学には、安倍総理大臣も直接訪れています。APUでは他の大学と何が違って何を学ぶことができるのでしょうか。魅力に迫ってみました!

価値観の違いを肌で感じることができる

APUでは、世界各国から様々な人種、宗教、文化、価値観を持った学生が集まっています。そんな学生たちと意見をぶつけ合いながら、刺激を受けて学びあえる環境があることです。

そんな環境下では、あらゆる人を偏った考えで括ることなく人を理解し、幅広い人々と対話する能力を鍛えることができるのです! 教員も約半数が外国籍で、多文化共生の雰囲気をキャンパス全体で創造しています。

またAPUは文部科学省の「グローバル人材育成事業」に選ばれました。一握りのリーダーを育成するのではなく、全員にグローバルマインドを育ませることを目指しています。

英語が共通言語!

APUの学部は「アジア太平洋学部」と「国際経営学部」の2学部。学部のほとんどの講義を日本語・英語の両言語で開講されているため、日本の大学でありながら世界の学生が専門分野を共に学ぶことができるのです。

「学び合い、混ざる」がAPUの学習スタイル。言語や文化的背景の異なる学生たちが互いに教えあい、成長することをAPUでは大切にしています。

また入学時点で日本語か英語のどちらをベースとして学ぶかを選ぶことができます。

主に授業はグループワークが多く、多くの国際学生とコミュニケーションを取らねばいけないので、日本語ベースで入学した生徒も卒業時には英語を普通に話せるように成長します。

また英語がただ話せるようになるだけではなく、異なる価値観の人と対話するためのコミュニケーション能力といった、将来世界で生きていくための真の英語力を身につけることを目標としています。

この能力を育てるためのプログラムが充実しているための、英語が苦手で不安を感じている人も段階的に学べるのです!

高い就職率!

APU卒業生の就職率はほぼ100%。その理由はAPU生が高い異文化受容力、海外志向、国境を越えたコミュニケーション能力を身に着けているから。企業が求めるグローバル人材のポテンシャルを、APUでは身につけることができます。

またAPUはでは、年間300を超える企業がキャンパスに来学し、APUの生徒がほしいために校内で企業説明会や採用選考会を行う「オンキャンパス・リクルーティング」を実施しているのです。

さいごに

APUに通う多くの学生が通ってよかった利点として揃って口にするのが、「面白い仲間がいっぱいできた」ということ。常軌を逸した変人・変態が集まる大学とはよく言ったもので、「お前変態かよ!」という言葉が褒め言葉として使われるような校風があります。

留学や世界一周は当たり前で、アメリカに留学したと思ったらベトナムで企業した人や、温泉地・別府の地の利を生かして「一つのサウナに何カ国の人が一度に入ることができるか」というギネス記録に挑戦した人、どこかの国の石油王の息子や、大統領の息子。

有名な韓国のアイドルや、タイでは尊敬されている著名なムエタイ選手、海外で拉致された経験のある人や、タイ留学をきっかけにそのまま出家した人など、濃厚な人たちが集まる大学。そして皆の思考は常に世界を向いていて、その空気感が更に良い好循環となって、APUならではの空気感を作っているのでしょう。

あなたはどのような自分になり、どのような人生を送りたいでしょうか。自分の常識が常に揺さぶられ続ける体験を世界中から集った仲間たちと共に過ごす日々は、きっとかけがえのない時間だと思います。そんな大学で学んで、世界に通用する人材に成長してみませんか!