あなたは「almazan kitchen」というワードをインスタグラムやYoutubeで目にしたことはあるでしょうか?
色々な意味で常識離れした様々な料理動画を投稿しているセルビア人男性のアカウントです。
今回は、「almazan kitchen」の基本情報や魅力をご紹介しますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
almazan kitchen(アルマサンキッチン)は、スペインの自治体アルマサンでセルビア人男性の料理人が料理動画を投稿しているチャンネル名でありアカウント名です。
本人の姿があまり露出しないにもかかわらず、Youtubeのチャンネル登録者数は約200万人、短い動画しか投稿できないインスタグラムでもフォロワー数が7万人を超えているなど、超がつくほど人気の動画シリーズとなっています。
almazan kitchenが人気を博しているのには様々な理由がありますが、その中でも主な魅力をご紹介します。
almazan kitchenの舞台となるのは、設備や調理器具が揃った小綺麗なキッチンではありません。
自然豊かな森の中で調理が行われます。
川のせせらぎや鳥達のさえずるり、葉と葉が擦れ合う音など自然のBGMをバックに癒やされながら動画を楽しむことができるのです。
自然豊かな天然の台所で使用される食材もまた天然のものばかりです。
自家製のパンや野菜などがふんだんに使用され、時には森で採ったキノコをそのまま使用することさえあります。
スーパーで売られている規格どおりの食材でないところが非日常感を感じさせてくれます。
ちなみに使用している大きな包丁も自家製です。
動画では、気を擦り合わせて火を起こし、川の水で食材を洗い、辺りの岩石や落ちている木ぎれなどをまな板代わりにして調理は進みます。
自然と一体になったかのような光景は、男のキャンプ料理の体を超え、もはや料理動画とは別次元の何かなのではないかとさえ思わせてくれます。
調理のプロセスで耳に入ってくるのが食材を切る音、コンロ代わりのたき火で木が爆ぜる音、肉を焼く音、野菜を揚げる音など様々な調理音です。
これらの音が非常に心地よく、いつの間にか動画を最後まで観てしまう魅力の1つになっています。
時折、寝っ転がりながら調理を進めたり、フライパンにソリのようにまたがり坂を滑るなど、必ずしも料理に真摯に取り組んでいるとは言い難い行動を取ります。
しかし、そのルーズさがワイルドな雰囲気を醸しだし、視聴者に開放感を味わわせてくれるのかもしれません。
彼の作る料理はビッグサイズなものばかりです。
サンドイッチを作れば手首から指の先ほどの高さがあり、ステーキを焼けば3㎝はあろうかという分厚さです。
それでいて、盛り付けに関しては非常にカラフルかつ魅力的になされており調理スキルの高さも伺えます。
この振れ幅の大きさがalmazan kitchenの魅力でしょう。
この動画シリーズが人気となった最大の秘訣は、これまでご説明した魅力を最大限に引き出す演出でしょう。
シンプルな演出であるものの、巧みなカメラワークと構図によって見るものを惹きつけるのです。
豪快な料理とは裏腹に、動画編集は細やかさが光っています。
最後に、almazan kitchenで披露された料理の一部をご紹介します。テレビのグルメ番組では決して紹介されないユニークな世界観をご堪能ください。
焼き上げたラム肉やポークなどをこれでもかとパンにはさんだ豪快なサンドイッチです。
もはやパンにも口の中にも収まりきらないスケール感が非常にワイルドです。
食べなくても間違いなくおいしいとわかる一品です。
巨大なパティを3枚重ねたメガサイズのトリプルチーズバーガーです。
滴るチーズと肉の匂いが画面越しにも漂ってきそうですね。
こちらはヨーロッパ南東部のバルカン地方の伝統料理を独自のレシピでアレンジしたメニューのようです。
ワイルドな調理プロセスの中にも、おいしさを支える細やかな味づけや香りづけがなされていることがよくわかります。
特製の朝食も、野趣があふれつつも魅力的なプレートメニューに仕上がっています。
塩漬けの牛肉、ヤギのチーズ、トルコの乳製品カイマク、半熟卵など栄養価とエネルギーを十分にチャージできるものばかりです。
ワイルドな料理が目立つalmazan kitchenですが、スイーツ動画も数多く投稿されています。
こちらはパンケーキでしょうか。ふっくらとしたパンに贅沢にかかったストロベリーソースが食欲をかき立てます。
ほかにも動画では、ケーキやパイ、アイスクリームなどの各種デザートの調理風景を楽しむことができます。
以上、almazan kitchenについてご紹介しました。
興味の湧いてきた方はぜひ動画もチェックして彼の魅力の神髄を味わってみてください。
ただし深夜に閲覧しておなかが空いてしまっても責任は負えませんので悪しからず。