【DJ】世界最高峰ユニットGalantis(ギャランティス)がカッコよすぎる!!


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– 2020-05-08最新情報を元に加筆修正

みなさんは今話題の音楽ユニット「Galantis(ギャランティス)」をご存じでしょうか?
世界最高峰とも称されている彼らのサウンドは、唯一無二の存在価値があります。
スウェーデン出身のEDMデュオで、音楽プロデューサー兼DJのユニットなのですが、そんな彼らが今世間をざわつかせているのです。
とにかくその奏でるサウンドに、全ての人が虜になると言うのです。
その真相を解明していきます。
公式キャラクターには「シーフォックス」というキャラクターがおり、これもまた人気を集めています。
そんな今話題の音楽ユニットGalantis(ギャランティス)をご紹介させて頂きたいと思います。

Galantis(ギャランティス)とは一体何者なの!?

ではみなさんにGalantis(ギャランティス)とはどんな人たちなのかをご紹介させて頂きます。
彼らは、スウェーデン出身のEDMデュオで、音楽シーンでは有名なChristian Karlsson(通称:Bloodshy)と、Linus Eklöw(通称:Style of Eye)の2人で構成されています。
この2人の名前だけなら、聞いたことがある人も多いかとは思います。
スタジオなどではちょくちょく顔を合わしていた2人ですが、Bloodshyが組んでいるスウェーデンのインディー・ポップバンド「Miike Snow(マイク・スノウ)」が自身の「Animal」という曲のリミックスをStyle of Eyeに依頼したのがキッカケなのです。

その後、一緒にスタジオに入って曲の制作をしたりするうちに、2012年に「Galantis(ギャランティス)」を結成することになりました。
これは、まさに世界的プロデューサー同士がタッグを組んだ、奇跡的な瞬間と言えるでしょう。
彼らのスタイルは他のDJたちとは明らかに違う部分があり、ギターとピアノで曲を書いて、そのトラックの上に、Bloodshyがヴォーカルを乗せるという独自の方法をとっています。
彼らはこの独自の方法について、このように語っています。
「まず裸に近い状態の曲をつくり、その後洋服でいうと自分に合うピッタリの1枚を見つけるときのように、その下地にサウンドを乗せていく」
これがGalantis(ギャランティス)流のサウンドの作り方なのです。
そして、リリースした初のシングル「Smile」は、アメリカ出身のDJ、Kaskade(カスケード)など多くのDJによりリミックスされたことで、さらに話題になりました。
2014年2月に出したシングル「You」もまたトップDJたちに絶賛され、多くのリミックスが制作されたほか、最もShazam(シャザム)されたトラックトップ10にも選ばれました。

その後も勢いは増し、同年4月に大型音楽フェスのCoachella(コーチェラ)への出演も果たしました。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことを言うのでしょう。
そして自身が「“精神の安定”という理想に近づくための、超越的自己治療を探求するなかで発見した13曲」と豪語する待望のデビューアルバム「PHARMACY」を発表し、世界中にその名を知らしめました。
もちろんその衝撃は日本にも到来し、2015年7月には「フジロックフェスティバル 」でプレイし、多くの観客を沸かせたことはまだ記憶にも新しい出来事です。
ちなみに2015年の世界の人気DJランキング『DJ Mag Top 100 DJs』では98位にランクインし、今後さらなる飛躍が期待されています。

 

Galantis(ギャランティス)のメンバー紹介!!

では大躍進を続けているGalantis(ギャランティス)のメンバーをそれぞれご紹介させて頂きたいと思います。

【Style of Eye(スタイル・オブ・アイ)とは!?】

Style of Eye(スタイル・オブ・アイ)は、スウェディッシュテクノの次期スターとの呼び声も高く、イギリス出身の女性シンガーであるCharli XCXをフィーチャーしたIcona Pop(アイコナ・ポップ)の大ヒットナンバー、「I Love It」の共作者としても有名です。
小さい頃からジャズやソウルといった音楽を聴いて育ったStyle of Eyeは、10歳のときからドラムセットをプレイしていたと言うのです。
15歳の頃に初めてコンピューターソフトを買ってからは、テクノサウンドに魅了されたりや、ドラム&ベースの曲をプロデュース・DJをしてきましたが、音楽のスタイルや幅を広げるため、現在はハウスミュージックもプロデュースしています。

【Bloodshy(ブラッドシャイ)とは!?】

※写真左がKaskade、右がBloodshy

Bloodshy(ブラッドシャイ)は、グラミー賞を獲得したこともあるポップシーンの最重要人物のひとりでもあります。
制作した曲のなかでも有名なのが、爆発的ヒットをしたBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の「Toxic」で、この曲のプロデューサーとして数々の賞にノミネートされました。
作詞作曲を手掛けるデュオ「Bloodshy & Avant」としても活動しているほか、 Katy Perry(ケイティ・ペリー)やJennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)、Madonna(マドンナ)、Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)などのプロデュースも手掛けています。
最早、才能の塊のような人なのです。
また2012年にはスウェーデンのレコード・レーベル「INGRID」を立ち上げています。
それだけではなく、「Miike Snow」というスウェーデンの3人組インディー・ポップバンドを2007年に結成しており、さきほどの「Bloodshy & Avant」とアメリカ出身のシンガーでプロデューサーのAndrew Wyattによって構成されています。


BloodshyはStyle of Eyeのことを「音の世界を広げる、アメージングなプログラマー兼デザイナー。ある意味、芸術家に匹敵する」と説明するように、お互いがお互いを尊敬し合う非常に良い関係だということが分かりますよね。

Galantis(ギャランティス)のインパクトのあるキャラクター!!

ここでGalantis(ギャランティス)の公式キャラクターをご紹介させて頂きます。
彼らの写真やPVを見ていたら、口元が不気味な猫のようなキャラクターが登場するのですが、これは「Seafox(シーフォックス)」というGalantis(ギャランティス)のトレードマーク的なキャラクターなのです。
なんとイギリスの有名なアート・ディレクター、Mat Maitlandが手掛けており、猫とクラゲをモチーフにしているそうです。
言われてみると、猫の中にクラゲが泳いでいますよね。
かなり斬新的な攻めたデザインです。

またGalantis(ギャランティス)は、自分たちのファンのことを「Seafox Nation」と呼んでおり、よく「#seafoxnation」というタグでSeafoxのお面や格好をしたファンたちの姿がSNSにアップされています。
実際に検索をしてみて下さい。
凄い数の「SeafoxNation」が登場します。

Galantis(ギャランティス)のオススメ曲!!

 

では、そんな彼らの作り上げてきたサウンドの中でも、特にオススメの曲をご紹介させて頂きたいと思います。

【Peanut Butter Jelly】
聴くと元気が湧いてくるようなポップなナンバーとなっています。
PVは結構意味不明な内容になっていますが、そこも見どころのひとつです。
逆にこの世界観がGalantis(ギャランティス)の特徴とも言えます。


【Forever Tonight】

サウンドが面白いと高評価なのが、こちらのナンバーになります。
繊細で美しい音から始まり、ドロップはどんな音がくるのかと思えば、軽めのさっぱりしたものを持ってくるなど、予想を良い意味で裏切られる1曲になっています。
エフェクトのかかったヴォーカルもサウンドに上手くマッチしています。

【Hunter】
この曲は「Coachella 2017」でお披露目した新曲になります。
彼らのこれまでのヒットアンセムとはまた違う、トラップ系のトラックとなっています。
トロピカリーな要素も感じさせるサウンドは、これからのフェスシーズンを沸かせてくれそうですね。

 

Galantis(ギャランティス)まとめ!!

みなさんいかがでしたでしょうか?
Galantis(ギャランティス)が一体どんなユニットで、どれほどの偉業を成し遂げてきたのかがお分かり頂けたかと思います。
そして、オススメ曲をいくつかご紹介させて頂きましたが、そのほかにもすべての曲が美しさと盛り上がりを兼ね備えており、全部をおすすめしたくなるのが、Galantis(ギャランティス)なのです。
フジロックフェスにも登場したことで、日本での知名度も徐々に上がってきていますが、間違いなく今後さらに色々な場面で見る機会が増えてくると思われるユニットです。
彼らのポップなEDMソングがこれからも楽しみですね。