ロシアWCを2倍楽しむために押さえておくべき選手「ディミトリ・ペイェ」のインスタがクール

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今年ロシアで行われるワールドカップ。日本代表の選手ばかりに目が行きがちですが、ワールドカップを2倍楽しむために、海外選手にも注目して欲しいと思います。

そこで今回ご紹介したいのでは、フランス代表のペイェ選手。

初めて聞く方もいるかもしれませんが、フランス代表のキープレーヤー。そんなペイェを、フォロワー数190万人を誇るインスタグラムとともに紹介していきます。

ディミトリ・ペイェさんのプロフィールは?

フローラン・ディミトリ・ペイェ。正式には、「ディミトリ・ペイェット」と表記される。
リーグ・アン・オリンピック・マルセイユ所属のサッカー選手。フランス代表でポジションはフォワード。マダガスカル島の東、インド洋に浮かぶフランス領レウニオン島に生まれ。

元日本代表、松井大輔選手とプレーしているペイェ

ペイェ選手を知らない人のために、彼のこれまでのサッカー人生の歩みを知っていただきたいと思います。

彼は、2005年フランスの西部、ロワール川河畔に位置する都市ナントを本拠地にするFCナントに所属。その後、フランスの東部にあるASサンテティエンヌに移籍。

このとき、元日本代表の松井大輔選手とともにプレーしていることはあまり知られていません。

大物プレーヤーとして頭角を出し始めるペイェ選手

そして2011年フランス北部の都市リールを本拠地とするLOSCリール・メトロポールに移籍。

当時は、世界を代表するプレーヤーであるベルギーのエデン・アザール選手やイングランドのジョーコール選手と同じポジション。

ベンチ要員となることが多かったのですが、2年目は12ゴール12アシストを記録し、リーグアンのベストイレブンに選出されました。

 

マルセイユでの大活躍

2013年、彼はフランス最大の港湾都市であるマルセイユを本拠地とするオリンピック・マルセイユへ移籍。

移籍2年目には、トップ下のポジションにレギュラーとして定着。7ゴール、16アシストの活躍でリーグアンベストイレブンに選出されました。

イングランド、プレミアリーグへの移籍

そして、2015年には、イングランドのプレミアリーグに所属するウェストハム・ユナイテッドFCへ移籍。

プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)の年間ベストイレブンに選出される活躍をおさめています。

翌シーズンも活躍は止まらず、ペイェはプレミアリーグの歴史に残るゴールを決めることになります。

5人抜きでゴールを決めるペイェ

対ミドルズブラFC戦。左サイドでボールを受けたペイェは、1人2人と巧みなドリブルで相手をかわし、ゴールエリアにグイグイと侵入。そこで、相手チームのディフェンダー3人をスルスルっとかわしてシュート。見事同点ゴールを決めたのです。

5人抜きでゴールを決めるペイェ

しかしここから、ペイェのウェストハムにおける雲行きが怪しくなります。チームの成績は低迷。家族の事情もあり、ペイェは母国フランスでのプレーを希望して、所属するウェストハムでの試合出場を拒否するという前代未聞の事態となります。

揺らぐ信頼、ペイェがチームを離れたい理由とは?

混乱を招いたペイェに対し、チームメイトもペイェのフランスへの移籍を強くクラブへ要望。チーム、そしてチームメイトとペイェの信頼関係は大きく崩れてしますのです。

監督からは失望され、チームの選手が試合に集中できない異常な事態を招いても尚、ペイェが試合出場を拒否した理由は、家族の事情以外にもうひとつあります。

ペイェの心にあったフランスへの思い

ペイェはウェストハムする前に所属していたマルセイユでプレーをしたかったのです。
ウェストハムと契約を交わしたときから、ずっと。

彼の才能が認められ、名が世に知れ渡ったのは、マルセイユでのプレーがあったからこそ、そういう気持ちが彼の心にあったのです。

なぜ、マルセイユがペイェを放出しなければならなかったのか?

彼が移籍した理由は、彼の意思ではなく、マルセイユの経済事情が関係しています。

ペイェがマルセイユに所属していた当時、世界的名将マルセロ・ビエルサ監督のもと、ベストイレブンに選ばれるほどの活躍を見せ、チームの中心選手に成長していました(続く)

破格の値段で放出されたペイェ

しかし、当時のマルセイユに資金がなく、ペイェに高額な年俸を払えるだけの体力はありませんでした。そこで、1500万ユーロ(約18億円)でペイェをウェストハムに放出。泣く泣くペイェはウェストハムに移籍したのです。

18億円という移籍金は、ペイェほどの選手としては破格の安値。それだけマルセイユは経済的に追い込まれた状況だったのです。

ウェストハムに移籍して活躍を続けるペイェでしたが、心にはずっとウェストハムがあり、再びプレーすることを考えていました。

夢…再び叶うとき

そして、その夢が再び叶うときがやってきます。

2017年1月マルセイユと再契約。移籍金は、2500ポンド(日本円にして約37億7,300万円)18憶で放出して、約38億円で呼び戻しました。

マルセイユにとっては、20憶円の損失です。それだけ、彼の価値が高いことを証明しました。

 

マルセイユ、新オーナーは大丈夫なの?

彼がマルセイユに再び戻ってこれたのは、マルセイユの経済事情が良くなったという背景があります。

前オーナーからアメリカ人のフランク・マッコートが新たにマルセイユのオーナーになったことが大きな要因です。

ただ、新オーナーのマッコートさんは、2004年にメジャーリーグのドジャーズを買収したのですが、MLB機構からドジャーズの経営権を剥奪されている歴史があります。

日本代表、酒井宏樹選手とのコンビネーションが楽しみ!

やや不安を残す新オーナーですが、またペイェを放出するような事態になることだけは避けて欲しいものです。

話しをペイェ選手に戻すと、彼が再び移籍したマルセイユには、日本代表のサイドバック酒井宏樹選手が所属します。

酒井選手とペイェがどのようなコンビネーションを見せてくれるのか、今から楽しみですね。

有終の美をロシアワールドカップで飾ることができるのか?

ペイェは現在フランス代表。今年のロシアワールドカップにもおそらく選出されるでしょう。
彼が初めてフランス代表としてピッチに立ったのは、2010年。初得点は、5年後の2015年ベルギー戦。フランス代表での出場数は34試合。得点8という成績です。

ペイェ選手のフランス代表での実績は?

ペイェのフランス代表での最も印象的なプレー、いやスーパープレーは、2016年6月10日行われたEURO2016グループリーグ第一戦。対ルーマニアでのゴールです。

ルーマニアの特徴は鉄壁なディフェンス。そんなディフェンスにフランス代表は苦戦を強いられます。前半戦を0-0で終え、迎えた後半16分。

フランスはジル―選手が先制ゴールを決めるも4分後にペナルティーキックを決められ同点(続く)

フランス代表、伝説のゴール

このまま同点で終わるかと思われた後半44分、ペナルティーエリアの外からのミドルレンジ。ペイェの左足から放たれた強烈なシュートはゴール左隅にグサッと突き刺さるのです。

ワールドカップで見るべきペイェ選手のプレーとは?

2016年にプレミアリーグで5人抜きを達成したペイェ。ドリブルやシュートセンスも他の選手とは一線を画しますが、もうひとつ注目いただきたいプレーがあります。それがフリーキックです。歓喜に湧くスタジアム。

味方ベンチに走り喜びを爆発させるペイェ。

フランス全土に喜びを届けます。得点後に交代しベンチに下がるペイェはこぼれる涙を必死で抑える姿は感動的でした。

まじすげぇ。ペイェの芸術的フリーキック

プレミアリーグウェストハムで印象的だったフリーキックが強豪マンチェスターユナイテッドでの1発。

ゴールを守るのは、世界的ゴールキーパー、デ・ヘア。しかもデ・ヘアはコンディションが良くキレキレです。

そんなゴールキーパーを相手に、直接ゴールを狙うのがむずかしいと思える遠めの距離からゴール左隅へ芸術的とも思えるカーブを描きながら、ここしかないという場所へズドン。

 

デイビッド・ベッカムの再来か!

各国の代表選手が集まるプレミアリーグにおいて、最もフリーキックが期待できる選手と言われたのがペイェ。

精度の高いボールコントロールに加え、力のあるボールをけり込むことができる、テクニックとパワーと持ったフリーキッカーです。

ウェストハムの監督ビリッチからは、イングランドの伝説のフリーキッカー、デイビッド・ベッカムだと褒め称えられるほど。

サッカーフランス代表、ペイェ選手まとめ

サッカーフランス代表ペイェ選手についてお伝えしてきましたが、ただピッチに立つペイェ選手を眺めるだけでなく、そこに至るまでのヒストリーを知ることで、思い入れや見方も全く別のものになると思います。

イングランドプレミアリーグではサッカーこそ活躍しましたが、チームとの決別など紆余曲折を経験し、今の彼があります。

そんなペイェ選手のフリーキック、シュート、ドリブルを、ぜひロシアワールドカップで堪能してください。

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