宇宙が大好きな方は必見のインスタグラム!

オススメなのが、あのNASAの公式Instagramアカウント。まずNASAがアカウントを持っていることに驚きなのですが、その投稿画像はまさに宇宙の神秘の連続!地球を飛び出して、宇宙の壮大なスケールと非現実的なほどの美しさに驚くばかりなんです。

NASAでしか持ち得ない画像を見ることができる贅沢さと、想像を遥かに超える驚きの光景。手のひらのスマホの中に宇宙がひろがります。これは天体ファンでなくとも、心ときめく宇宙のロマンを感じられる、絶対要チェックアカウントです。

そもそもNASAってどういう機関?

NASAの正式名称はアメリカ航空宇宙局であり、アメリカ政府内における宇宙開発に関わる計画を担当する機関です。国際的な組織ではなく、あくまでアメリカの機関なんですね。1958年に設立以来、NASAの活動は大きく分けて2つ。

1つはアポロ計画やスペースシャトル、国際宇宙ステーションなどの開発事業、もう1つは無人探査機や宇宙望遠鏡などによる宇宙空間の探査、観察です。こちらの活動は学術的、科学的発見に大きく貢献しており、世界中に宇宙の神秘を教えてくれる存在ですね。

NASAのInstagramアカウントは、現在のフォロワー数なんと2千万人以上!小さい頃から「宇宙のふしぎ」みたいな本が大好きだった人も、特に興味はないけど話題らしい、という人まで納得の充実した内容となっています。

巨大な太陽のフレアを観測

太陽でしばしば発生する表面爆発現象、フレア。太陽ダイナミクス天文台によって捉えられた画像です。画像右側の「Earth to scale」というのは地球の大きさを示しています。つまり、地球の何十個分もの大きさの爆発が起こっているというわけですね。太陽は巨大だと思っていたけれど、まさかここまでスケールが桁違いとは驚きです。

また、フレアは強力な放射線の爆発ですが、地球に害はありません。しかし激しいフレアの際は、GPSや通信信号に影響をおよぼすこともあるそうです。

 

2万光年離れた巨大な星団

1990年に打ち上げられ、地上約600km上空の軌道上観測を周回し続けるハッブル宇宙望遠鏡。地上とは違い、天候などの影響を受けないため、これまでさまざまな宇宙の姿を撮影し、多くの新たな発見を提供し続けてきました。

こちらは1960年代に発見された、地球から2万光年離れたウェスターランド2と名づけられた星団。銀河系の中でも最も熱く、明るく、巨大な星が含まれており、水素ガスの雲を放出しています。力強い星の輝きや放たれる雲の躍動感が印象的ですが、これは2万年前の姿なんですね。今現在はどうなっているのか、つい想像を巡らせてしまいそうです。

陶器のような、氷に覆われた惑星

マットな陶器のような、土星の第二惑星エンケラドス。この不思議な質感の表面の正体は氷なんです。氷で覆われた表面の下に海があり、タイガーストライプと呼ばれる表面の模様の地形から間欠泉のように水が噴出しているそうです。

つまり、一見無機質そうなこの惑星には、生命が存在する可能性があるということなんですね。そのせいかこのエンケラドス、宇宙生物学者が行ってみたい惑星ランキングで上位の常連だそうですよ。

なおこの画像は、NASAとヨーロッパのESAの開発による土星探査機カッシーニからのもの。カッシーニは1997年に地球から打ち上げられた後、金星→地球→木星の順に引力を利用して進み(スイングバイ)、2004年に土星の軌道上に入りました。目的の土星まで7年とは、長旅なんですね・・・。

満天過ぎる星の輝き

ハッブル宇宙望遠鏡による、球状星団の画像。信じられないほどの星が集まって輝いている様子は、宝石箱のような美しさです。実際に球状星団には数十万個の星が数百光年ほどの間隔で集まっているとのこと。中心のあたりはいくらなんでも混みあい過ぎな気もしますね。

しかも年老いた星が多いのが特徴で、中には星の終末期である「白色矮星」も混じっており、この画像はその白色矮星を捉えたスナップショットなんですって。・・・って、どれが白色矮星なのか、星が多すぎてわかりません。

幻想的な超新星爆発の跡

色鮮やかなもやのようなこの画像は、一万年以上前に起こった超新星爆発といわれる現象の残骸を捉えたもの。寿命を迎えた太陽よりもはるかに大きな星が、すさまじい勢いでちりやガスなどの物質を放出する現象です。現在の姿は残骸とはいえ、今も拡散を続けていわゆる「星雲」になるものもあります。

じゃあ、どんな星も最後はこんなふうに爆発するの?と思ってしまいますが、普通の星は暗くなってしんみり終わります。こんな派手に最期を飾るタイプの星はめったにないそうです。ちなみにわたしたちの太陽は小さすぎるため、こんな爆発はしないのでご安心を。

 

宇宙にだれかの落とし物?

これは何でしょう、宇宙に漂う帽子?餃子じゃないし・・・?この投稿では「宇宙のラビオリ?」とコメントしていますね。実はこれ、土星の衛星のひとつ「パン」という惑星なんです。惑星にしてはかなりユニークな見た目ですね。

この画像は土星探査機カッシーニが約2万4000kmと今までで一番近づいて撮影したもので、その形をはっきり映し出しています。

ちなみにこの「パン」、土星の環の間にある衛星だそうで、通称「羊飼い衛星」と呼ばれるものの1つ。その衛星の重力作用で惑星の環に影響を与えて、その崩壊を防ぐという立派な役割を持っているんです。ゆるい見た目ながら、実はできる子なんですね!

ブラックホールにも種類がある?!

4つのブラックホールの画像を集めた動画。ブラックホールにも種類があるらしく、原子の大きさほどのごく小さいもの、ビッグバンの直後に発生したもの、超新星爆発から発生するもの、それが成長して巨大になるものなど・・・見た目もさまざまなんですね。

また、星を飲み込んだブラックホールが爆発的にエネルギーを放出し、炎のようなフレアを出す現象も観測されています。

国際宇宙ステーションからお届け

なんと、国際宇宙ステーションISSに乗っているThomas Pesquet(@thom_astro)さんがInstagramにステーション内の様子を投稿しています!「ISSのカメラに不足はないよ!」とのこと。

窓から見下ろす地上の風景、並んでいる機器類が何なのかまったくわかりませんが、なんだかワクワクしてしまいますね。

なお、Pesquetさんのアカウントでは、国際宇宙ステーション内部での飛行士さんたちの日常風景や地上を撮った画像が、かなり頻繁なペースで投稿されていますよ。

 

宇宙から見下ろすヨーロッパの灯

こちらも国際宇宙ステーションの飛行士Pesquetさんからの投稿。夜のヨーロッパを撮っています。右上にイギリス、中央の明るいところがフランスのパリ、右側がベルギーとオランダとのこと。大都市はやっぱり明るく見えるんですね。

ステーションの一部が映りこんでいるのもカッコイイです。Pesquetさんいわく、「不思議な気分。地球を眺めて、友達や家族は今ごろ何をしているのかなあ、って考えています」とのこと。なるほど、PesquetさんはEAS(欧州宇宙機関)所属の方なんですね。

さいごに

途方もない広い宇宙、数え切れないほどの星が輝き、はるか遠くの惑星の姿を知る。小さな悩みなんて取るに足らないちっぽけなものに思えてきます。

今回はそんな未知に溢れている宇宙の写真を提供しているNASAのインスタグラムをご紹介してみました。

人類の殆どが経験していない宇宙の姿をインスタグラムで見せてくれるNASAに感謝です!