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5年ぶりに刷新されたInstagramのアイコン、その反響は?


出典:http://internetcom.jp/200719/instagram-new-design

世界規模でシェアを拡大しているInstagramは2016年で5周年を迎えるSNSツールです。

Instagramを愛用しているユーザーなら誰もが気が付いたと思いますが、5周年をむかえたInstagramは突如、トレードマークともいうべきアイコンを刷新しました。

新しいアイコンは従来のデザインをベースとした、非常にシンプルな仕上がりです。
なかなか思い切ったアイコンの刷新ですが、Instagramユーザーからは不評の声が目立つようです。

突然のアイコン変更に戸惑うユーザー

出典:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

Instagramは自社のブログやInstagram内広告で、ロゴ変更についての説明を続けています。

しかしそうしたポストには「ダメだ」「捨てちゃえ」「やりなおし」「元に戻せ」という辛らつなコメントが連なっています。
引用:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

こうしたユーザーの反応を、Instagramはどれだけ予想していたでしょうか。程度の問題はあれ、これだけの大幅な変更はユーザーの批判を浴びるということを予期していたのではないでしょうか。

これはInstagramに限ったことではありませんが、アプリのアイコンには、我々ユーザーにとって、そのアプリを起動するための目印以上の重要な役割が込められていたから、と解釈することもできるでしょう。

引用:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

Instagramはこれまで、レトロなインスタントカメラのデザインで、誰でも簡単に見栄えの良い写真を共有し、写真を通じた友人とのコミュニケーションを楽しむプラットホームとして愛されてきました。

引用:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

良くも悪くも慣れ親しんだアイコンから大きくイメージが変わり、戸惑うユーザーが多い、という印象です。

以前のアイコンはレトロな雰囲気でありながらしっかりと書き込まれたイラストだったのに対し、新しいアイコンは非常にシンボリックで色彩も鮮やかになり、そもそもの設計思想に大きな違いを感じます。

新旧のアイコンは誰がデザインしたのかは不明ですが、同じ人のデザインではないのかもしれません。もしそうだとしたら根本のデザインも刷新すればいいのではないか?とも思います。

ネットでの反響

出典:http://rocketnews24.com/2016/05/12/747416/

Instagram が2016年5月11日にアップデートされたぞ。サービス開始以来の大規模なものだというので、さっそくアップデートしてみたところ……何これーーー!?

アイコンのデザインが別物レベルに変わっちゃっており、多くのユーザーが困惑しているのだ。

引用:http://rocketnews24.com/2016/05/12/747416/

そんなアイコンの劇的な変化にネット上では困惑の声が寄せられている。たとえば……

「ダサくなった?」
「可愛くない」
「アプデやめとこ」
「前のアイコンが好きだったなぁ」
「変わりすぎてわかんなかった」
「インスタグラム、そうじゃない」

引用:http://rocketnews24.com/2016/05/12/747416/

Twitterでも同様な意見が多く投稿されています。「Instagram アイコン」などと検索することで、否定的なコメントを大量に閲覧できました。

少数ですが肯定的な意見もありましたが、ほとんどのユーザーにとっては受け入れがたい変更だったようです。

引用:http://www.appps.jp/227641/

新しいアイコンにはかなり露骨に不平を発するユーザーの声が多数を占めているようです。この際新しいデザインの良し悪しはともかく、慣れ親しんだデザインが突然変更されると真っ先に戸惑いを覚えてしまうのが自然な感情といえるかもしれません。

この辺りのユーザー心理を運営サイドはどう捉えているのか気になります。

運営サイドの発言は?

出典:http://www.appps.jp/227641/

このタイミングでの、デザインの大幅変更について Instagram のCEOのケビン・シストロム氏は「皆さんの活気と多様性に合うようにデザインしました」とコメントしている。

さらに、旧デザインに親しみを感じているとは思うが、としたうえで
「新しいデザインは、皆さんのクリエイティブなひらめきとなるでしょう」としている。

一見、ノー個性なアイコンにも見えるが、これはインスタのカラーを消し、ユーザーひとりひとりの色を強く出してほしいという願いがこめられているのかもしれない。

引用:http://rocketnews24.com/2016/05/12/747416/

Instagramのデザイン責任者がウェブサイト『Medium』に投稿した記事によると、デザイン変更の理由はInstagramの発展です。

Instagramはサービス開始から5年が経ち、ユーザーが増えて多様なコミュニティに変わりました。この変化をInstagramのアイコンやデザインは反映していない、として昨年から新デザインを模索していたそうです。

引用:http://www.appbank.net/2016/05/13/iphone-application/1203783.php

噴出した否定的な意見も時間とともに収束していきます。

Instagramも批判が多くあることも承知の上で、既存のユーザーがそれに慣れることも予測して、新しい時代に合ったスタイルへ思い切った変更をしたものと思います。

その変更が本当に”新しい時代”に沿った、より多くのユーザーに受けいれられるものなのか……。そこを見極めるにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。

引用:http://www.appps.jp/227641/

Instagramの運営側は、「Instagramはまだまだ発展途上であり、これからも進化を続けていく」という主張であり、今回のアイコン刷新もその一部であるという見解のようです。

ユーザーは往々にして受動的であり、逆に開発者は常に能動的な姿勢でアプローチをするものです。今回もそんな気持ちの温度差から発生したズレなのかもしれませんね。

おわりに

ソフトを開発する立場とそのソフトを使うユーザーとは常に温度差があって当然だと思います。
これはそのまま、プロフェッショナルと素人の感覚のズレと置き換えることが出来るかもしれません。

確かにプロは素人感覚では務まらないことが多々あると思われます。しかしユーザーの大多数は素人であり、その素人の気持ちに理解を示す努力をあまりにも怠ると、結果としてユーザー離れを引き起こし、ビジネスとしての失敗を招くことがよくあります。

プロフェッショナルならば、ビジネス面からのユーザーに対するアプローチもある程度は必要なのではないでしょうか。