ユーザーはステマを見抜く!インフルエンサー・マーケティングの落とし穴

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– 2017-07-05 最新情報を元に加筆修正

インフルエンサー・マーケティングにある穴

若者に爆発的な人気を集めるインスタグラム。最近ではモデルやタレントだけでなく、一般のインスタグラマーに商品やサービスを紹介させるインフルエンサー・マーケティングも同時に1つのPR手法として確立されつつあります。

一方で商品紹介インフルエンサーのミスマッチ過剰なプロモーションフォロワーは多いが商品紹介比率の高いリスクインフルエンサーなどインフルエンサー・マーケティングに潜む落し穴は思っている以上に多いのが現実です。ユーザーはあなたが思っている以上に賢くステマを見抜き、たちまちソーシャルでその噂は拡散します。

 

アメブロからのステマの潮流

まずは、ステマについて説明します。ステマは「ステルスマーケティング」の略語で消費者に対して宣伝と気づかれないかたちで宣伝をしてしまうことです。

アメブロでは今も盛んに読モたちが商品紹介合戦を行い、掲載される記事の大半を商品紹介が占めるブログも少なくありません

そうしたアメブロからよりオシャレで手軽なインスタグラムに多くのユーザーが流れています。彼女らは既にステマがどういうものであり、どういう性質のものかを理解しています

 

Youtubeとの違い

Youtubeマーケティングと大きく違うのは、その空気感ではないでしょうか。当然ユーザーによって大きく異なる部分ではあるのですが、Youtubeではゆるく面白いものを見たさに購読するのに対し、インスタグラムではおしゃれでカッコイイライフスタイルに憧れをいだいて購読をしています

この空気感の差が、ユーザーにとって「騙された!」と感じる感情を大きくします。ライフスタイルの参考にしているインスタグラマーが行う商品紹介と、はじめ社長やヒカキンが行うそれとではイメージに雲泥の差があります。

不快にならないプロモーションをするのに気をつけること

これだけブログ、Youtubeの発達によって自分で世の中へ発信することができるようになったため、見ているユーザーに不快な思いを与えない工夫はかなり重要です。ひどい場合は炎上してしまうこともありますので気をつけましょう。

これ以降ではユーザーが不快に思わないための手法やインフルエンサーの選び方を紹介します。

1.オーガニックのリーチが大きい。フォロワーの5%以上のアクション率を目安に

オーガニックのリーチが大きく、例えばフォロワー20000人に対して、1つに投稿に1000以上のアクション(いいねやコメント)がついている方が望ましいでしょう。
オーガニックのリーチの数である程度の広告効果を測ることが可能です。

2.広告の頻度が少ない、もしくは全くない

インフルエンサーのファンに「また広告か」と思われることは、大きなリスクです。広告の頻度は少なければ少ないほどよく、ファンが「この人が勧めるなら!」と思ってもらうことが重要です。広告の頻度はなるべく少なく、欲を言うのであれば過去に行っていない方がベストでしょう。

3.類似メーカーやブランドの広告を行っていない

注文をする前に、類似メーカーやブランドの広告が入っていないことを確かめましょう。
例えば、基礎化粧水の広告をする上で、ユーザーが他社の同種のものを既にしていた場合、同じものを同時期に並行して使うことは(通常)考えられないので、それを見ているファンにとって悪いイメージを与えてしまいます。一方で、カフェやファッションなど、同種のものを同時に行っても問題がないケースはその限りではありません。

4.過去の投稿を確認し、ミスマッチを防ぐ

いくらインフルエンサー・マーケティングとはいえ、投稿者が気に入っていないものを勧めるのは非常に危険です。毎日彼女の投稿を見ているファンにとって、その些細な変化に気づくこともあるでしょう。

当然広告だとユーザーが気づく表記をすることは必要ですが、あまりに普段の投稿とかけ離れている場合は、「お金のために商品紹介をした!」と悪い印象をインスタグラマーと商品の両方に与えてしまうことになりかねません。広告という行為自体がマイナスであることを認識した上で、なるべく日頃の文脈に沿った投稿を行うようにしてください。

 

将来のリスクは回避できない

上記の目安に沿って、マーケティングを行っても、将来的にそのインスタグラマーが広告に傾倒したり、投稿の系統が変わってしまうことで、過去の投稿に渡ってブランドが毀損してしまうリスクは一定存在します

そうならないためにも、紹介者の投稿を一定期間マークしたり、仲介エージェントと深い信頼関係を気づくことが必要です。リスクを感じたら思い切って過去投稿の削除をお願いするのも手でしょう。投稿が流れてしまったらそこからの広告効果はほとんどありません。その他、海外ではインスタグラマーとの代理店のやり取りが故意・事故問わず流出しているケースが度々報じられています。

さいごに

強力なPR手法であるインフルエンサー・マーケティング。インスタグラムではタレント活動をしていない素人さんも多く巻き込み、日々様々な商品が紹介されています。この記事で紹介した一定のリスクを頭に入れてプランニングをすることで、将来足元を救われることなくブランドを築いていくことができたら幸いです。