新しいホテルの形を提供する京都・ENSO ANGO

更新履歴
– 2019-11-20 最新情報を元に加筆修正

「分散型ホテル」ってご存知ですか。海外では40年も前からあり、文字通り分散した施設を回遊して楽しむホテルです。

「ENSO ANGO(エンソウ アンゴ)」は京都の中心市街地、四条通と五条通にはさまれた麩屋町通、富小路通、大和大路通に建つ5棟のホテル(「富小路通Ⅰ」「富小路通Ⅱ」「麩屋町通Ⅰ」「麩屋町通Ⅱ」「大和大路通Ⅰ」)の総称。町に溶けこむシンプルな外観と、それぞれ異なる施設と客室タイプをもち、オリジナルの環境を作りあげています。

そんな海外からも注目を集めるENSO ANGOの魅力をお伝えいたします。

ENSO ANGOとは

ENSO ANGOは「分散型ホテル」として京都の中心市街に存在するホテルです。ホテル名の「ENSO」には、「円相」といって多様な出会いと縁を結び続けることで、その可能性を追求していきたいと思いが込められています。

それを体現するのが、それぞれのホテルで京の伝統文化に触れることができる「文化交流プログラム」です。5棟のホテルを巡る中で、地域と交わり、その土地・地域に暮らすような目線から見える旅の体験や出会いにふれ、発見する旅の楽しみをサポートすることを目指しています。

ENSO ANGOへの宿泊者は、ホテルでの建仁寺内両足院の坐禅体験や、体にやさしい「おばんざい」の作り方を学ぶ京料理店「すまや」4代目女将による「京おばんざい教室」、日本有数の職人の町・京都でホテルゲストと職人の技が触れ合う機会を創る「職人トーク@Tatami Salon」などに参加できます。

ほかにも、ランニングしながら日中の京都とは違う姿を見つける「京都街めぐりナイトラン」も実施されるというコンテンツが盛りだくさんのホテルとなっています。

ENSO ANGO FUYA I

建物の一つである「ENSO ANGO FUYA I」をご紹介します。河原町の近くにありながら、京町屋を思わせる静かなスペースでアートを感じられる空間となっています。

「ENSO ANGO FUYA I」を担当しているのは作家の安藤雅信氏。安藤氏の器は定番の食器で1000種類以上もあり、手仕事ならではの個性と質感、多用途に使えるシンプルさが魅力です。

日常から隔離されたかのようなホテル「ENSO ANGO FUYA I」は、京町屋、かつギャラリーで暮らすかのような非日常感覚を味わえます。四条や河原町にも近い「ENSO ANGO FUYA I」。ちょっと難しそうなアートを身近に感じて、自然光が優しいラウンジでゆったりと安藤芸術の世界に浸れることがコンセプトとなっています。

ENSO ANGO FUYA Ⅱ

モダンな和のデザインが特徴の「ENSO ANGO FUYA II」は四条通りからほど近い、観光にも便利なホテル。京都らしく坐禅や茶道体験なども楽しめちゃうホテルです。

建物内に「TATAMI SALON(タタミサロン)」と呼ばれる多目的スペースや本格的なジムを持ち、部屋数は86室、5棟の中で最大の建物となっています。

庭付きのTATAMI SALON(タタミサロン)があります。広々とした畳のスペース、掛け軸は、樋口雅山房氏の書き下ろし作品「心」。自身の心を見つめるという意味が込められています。

座して枯山水の庭を眺めて居るだけでなんだか心穏やかになれそうですね。TATAMI SALONは多目的に使用できるスペースで、タタミナイトヨガや坐禅など、京都の文化に触れられる体験プログラムを実施。

坐禅は祇園にある日本最古の禅寺大本山 建仁寺両足院の副住職 伊藤東凌氏によるもの。坐禅の座り方から坐禅まで、本格的な体験ができます。

ENSO ANGO YAMATO I

「ENSO ANGO YAMATO I」は「テラダモケイ」が人気の建築家、寺田尚樹氏が手掛けた、ファン注目のホテル。祇園にほど近く、鴨川がすぐそばを流れる京都らしい風情も魅力です。

この「テラダモケイ」とはデザイナーの寺田尚樹氏が手掛けているブランドです。寺田氏が建築模型の作成時に必要とされる「添景」、つまり建築物を引き立てるための加えられた物や人物などの細かなパーツに着目した所から生まれたのが「テラダモケイ」なのです。

このテラダモケイは、全て客室に配置されており、各部屋に配置されたオリジナルのモケイは京都の春夏秋冬をテーマにデザインされていて、どれに当たるかは当日までのお楽しみ。

そして模範解答的に配置されたモケイからは、そこにいる人たちのドラマなどいろんな想像が膨らんでいくことでしょう。

さいごに

「分散型ホテル」として注目を集めているENGO ANSOの魅力は伝わりましたでしょうか。ホテル名の「ENSO ANGO」は禅の「円相」と「安居」から来ています。

「円相」は欠けることも余ることもない様子を表し、禅の悟りや真理、宇宙などを表しています。「安居」は一箇所に止まって修行すること。

ここでは心の発見を表しています。まるで京都に暮らすように泊まる、「ENSO ANGO」で多様な出会いと発見をお楽しみいただけたら幸いです。