【インスタグラム】投稿した写真が時系列順に表示されないナゼ?

最近インスタグラムでは、投稿のタイムライン(フィード)の表示に関してその表示の仕様が変更になりました。今までなら投稿した時間的な順番によって新しい投稿がタイムラインの上に来て、古い投稿がだんだんと下へと順次表示されていましたが、この度の仕様変更によって新しい投稿よりも古い投稿の方が上に表示されるといった事が起こるようになりました。

インスタグラムを普段から頻繁に使っていたユーザーさんからすれば、戸惑う人が多くあるのではないでしょうか?「えっ、なんで」という混乱がユーザーの中で起こった事は容易に想像がつくことでしょう。それでは具体的にどういう基準で、またどんな仕組みによって投稿のタイムライン表示順が変わってくるのでしょうか?これから詳しくそれら新基準やその仕組などを説明していきましょう。

先程も少しだけ触れましたが、今までは単純に時間的に新しい投稿が人目につきやすいタイムラインの上の方へ順次追加される形で表示されていました。これは単純に時間的な事柄だけで判断される自動的なものであったのです。しかしこの度のインスタグラムの仕様変更後においては、そのような一つだけの基準では無く、複数の基準が重ねあわせられた独自のアルゴリズムが採用されたようです。
複数からなる表示に関する価値判断の基準が採用されました。ザックリと平たく言いますとその基準というのは「時系列+おすすめ」順と言えばいいでしょうか。

少し分かりにくいかもしれないですね?もう少しだけ細かく詳しく説明していきます。「時系列+おすすめ」の時系列の部分は今までどおりだと捉えて間違いないのですが、問題は「おすすめ」の部分です。なんだか漠然としていてわかりにくいものですね。この「おすすめ」という言葉の中にはさらに細かなタイムラインの表示に関する判断材料が加わっています。

「おすすめ」のなかの判断材料は大きくわけて4つです。
1.これまでにシェアされた数
2.シェアしたユーザーと自分の関係性
3.自分が関心を持ちそうな投稿かどうか
4.投稿のタイミング

以下では詳しくこちらの四点について書いていきます。

まず1つ目は「これまでにシェアされた数」


その写真がどれくらい人々の関心を集めるのか?と言った事柄が重要視されるようになったということです。この基準が用いられた理由は様々なものが含まれるのでしょうが、その投稿を見たいという関心、興味を持つ人へと優先的に届くようにと配慮からというのが大きいと思われます。要するにニーズがあるところへ届きやすくなったと言えます。

従来の時系列型では関心があっても届かなかった、または見逃しがちであった投稿が人目に触れる機会の可能性が大きくなったと捉えればいいかもしれません。シェアされた数が多いということはそれだけその投稿が人の心を打つ力があるということ、またその情報が多くの人にとって有益で欲している人が多くいるということの証であるからです。

2つ目「シェアしたユーザーと自分の関係性」


これも先ほどの基準同様、投稿者の身近な人、または同じ趣味や関心の仲間などに優先して届く様になされた配慮であると言えます。時系列順の表示基準では、その投稿を見る人の仕事環境や時間的な都合から、投稿を見る機会というのはかなり制限されるということが度々起こったといって過言では無いでしょう。タイムラインにおいては新しい投稿があるたびに押し出されて行くように投稿が目につかないところへと時間が経つに連れて下がっていきます。

これはすごく偶然性が大きく作用して今までは見たい投稿が多く見逃されたということです。普段頻繁に投稿しているインスタグラムのユーザーの中にも心当たりがあるかもしれないですね?投稿を見て欲しい相手からの反応がない、また期待していたいいねの数やコメント数が思うような反応として帰ってこないなどです。それがこの度の仕様変更によって自分が見たいもの、自分に近い人や共通の関心、興味を持った人へと届く確率が、今回の大幅なタイムライン表示基準の変更によって上がったといえます。

インスタグラムが行ったユーザーテストにおいてもいいね数やコメントの増加があったことが報告されています。実際に数字によって実証が行われたということですから、これはこの度のような表示基準の変更がこれから先も行われる可能性があるということでもあります。新たなニーズが生まれれば、またそれを補う受け皿としての仕様変更があるかもしれません。

3つ目は「自分が関心を持ちそうな投稿かどうか」


これも今まで見たい写真が多く見逃されたということから、新たにその解決策として採用された新基準です。これまでならここまで基準は細分化されていなかったのですが、その事によって人々に届けたいという投稿をよりそれを必要とする人の目に届く可能性が大きくなったと言えます。人は自分の関心、興味を持つ事柄に関して、より感性のアンテナとも言えるものが敏感になっているものです。

しかし、これは逆に言うと関心や興味がないものには目がいきにくい、もしくは注意を払うことが難しいとも言えるのでは無いでしょうか?みなさんもそのような経験があるのではないでしょうか?例えばスマホなんかでインスタグラムのタイムラインの情報を眺めている時、ただ漠然と自分の関心や興味の惹かれる写真が目に留まるまでスクロールしているみたいなことです。そうした事から自分の関心があるもの、興味を惹かれるものをインスタグラムの独自アルゴリズムによって分析され、より必要な情報が届きやすくなったということですね。

そして最後の4つ目は「投稿のタイミング」


これは今までの時系列順の表示基準とどう違うの?と思う方もあるかもしれませんが、ただ単純に時間的に新しいものが上に来るといった仕様ではありません。これまで上記に挙げた3つの判断基準から、よりその投稿に関心がある人の目につきやすいという今回の仕様変更の一番重要な目的が反映された上での「投稿のタイミング」であるという事が言えるでしょう。

例えば自分が投稿したタイミングで同じようなテーマや情報が記載された他のユーザーの投稿があった場合、それは上記3つ表示基準も合わせた上で自分と他の投稿が競合することとなります。要するに「シェアされた数」、「シェアしたユーザーと自分の関係性」、また「自分が関心を持つ投稿かどうか」の基準も勘案された上で目につきやすい上の方へ表示される順番が決められるということになります。

おまけ

今回のインスタグラムのタイムライン表示に関する仕様変更は、投稿された時間的な偶然性といったものを出来るだけなくし、そして多くのユーザーが求める情報が記載された投稿の価値を高めるといったものであると言えるのかもしれません。

これは、情報的な優劣を競わせるといったマイナスの意味合いで捉えられる可能性があるかもしれませんが、しかし判断基準は複合的な幅があるものですので身近なより伝えたい人に届きやすくなったり、同じ価値観を持つ多くの人の目に触れる機会が増えるという喜ばしいことであると捉えることも出来るでしょう。

さいごに

普段からインスタグラムによって情報発信されている馴染みのユーザーさんからすれば一時的な混乱はあるかもしれません。しかしより細分化されたニーズを支える受け皿としての今回のタイムライン表示に関する仕様変更といえるのでは無いでしょうか?より良い快適な情報発信のプラットホームとしてこれからもインスタグラムを上手く活用していきたいものですね。