【企業のSNS運用】インスタグラム需要拡大!そのメリットとは?

企業がSNSを利用する時代


現在、企業がSNSをマーケティング戦略に組み込めるかどうかが生存競争に生き残るための分水嶺となっています。

iPhoneなどの携帯デバイスが普及する以前は、自社の商品をメディアに高い広告費を支払い、わずか数十秒のCMを流し、街中に広告を掲載することで自社ブランドを広告していました。

ですが現在はiPhoneやスマーフォンなどの普及により、誰もが一台携帯デバイスを持ち歩き、いつどこでも情報を収集でき、また発信することができる時代。商品の広告が容易となり、それに伴い集客のバリエーションが多様化しています。

あなたも何かしらのSNSツールを利用して自分の好きなブランドやメーカーの情報を得ているのではないでしょうか?(Facebook、Twitter、インスタグラム、など)

投稿にハッシュタグ(#〇〇)を付けることで動画や画像を伝えたいターゲットに向けて情報を簡単に発信することができるため企業のサイト運営と親和性がよく流入経路を強化できることが大きなメリットとして挙げられます。

この記事では、企業がSNSを利用することで得られるメリットやSNS運用の位置づけをご紹介していきます。

企業のSNS利用、そのメリットとは?


企業SNS利用にはどんなメリットがあるのでしょうか?

結論から企業のSNS利用には以下のメリットがあります。
1.流入経路の強化
2.自社の世界観を伝えやすい
3.ユーザー数の普及による拡散力

メリットについて一つずつ解説していきます。

1.流入経路の強化

SNSのビジネス利用の大きなメリットの一つが流入経路の強化です。
自社の商品やサービスをより多くの人に購入、利用してもらうには消費者が流入するための”道”を増やすことが重要になります。

都心の主要な駅を想像していただくとわかりやすいでしょう。
14の路線が通っている東京駅と1、2本の路線しか通っていない郊外の駅では人々の流入に大きな差があります。

なので、「流入経路を増やす」=「自社ブランドの認知度が上がる」=「商品の購入、サービスの制約が増える」という事につながります。

SNSのビジネス利用は顧客流入のための”道”をつくる一手段であり、webサイト運営の中では比較的始めやすく、近年アクティブユーザー数の普及により、高いマーケティング効果が期待できます。

また、webサイトは「いつ」「どこから」「どのように」消費者が流入しているのかを細かくアクセス解析できるため「伸びている部分の強化」「流入が弱い部分の改善」を具体的に把握することができます。

webサイトの流入経路は大きく5つに分けられます。
・自然検索流入(Original Search)
・有料検索流入(Paid Search)
・SNS検索流入(Social)
・外部サイトからの流入(被リンク)
・直接流入(お気に入り、ブックマーク、etc.)

今回メインとなるのがSNSを活用した『SNS検索流入』ですが、その他の流入経路についても1つずつ解説していきます。

自然検索流入(Original Search)


簡単に言うと「検索エンジン」からの流入のことです。

消費者が欲しい商品、気になるサービスがある時にどのような行動をとるでしょうか?

気になる商品名やサービスなどを自身の携帯端末に「キーワードを検索欄に入力して調べる」という行動をとるのではないでしょうか。

現在の消費者行動は携帯端末の普及により以前と変化しています。

あなたもこのような消費者行動のモデルを一度は目にしたことがあると思います。

上記の図はインターネット環境が普及する以前のAIDMA(アイドマ)という消費者行動を現したモデルです。

【インターネット環境が普及する以前の流れは】

メディアにCM流したり、街中に広告を張ることで、消費者の『注意』を促す。

消費者の目に留まるような広告で『興味』を持たせ『欲しい』と思わせる。

何度も広告することで、消費者に『記憶』させる。

消費者が『行動(購入)』する。

現在、インターネットの普及により消費者行動は以下のように変化しています。

インターネットが普及してからの消費者行動モデルの一つでAISCEAS(アイシーズ)と呼ばれます。

インターネット普及前のAIDMA(アイドマ)と比べて、AISCEAS(アイシーズ)は『欲求』の部分が『検索』『比較』『検討』に変わっていることがポイントになります。

以前は、行動(購入)につなげるためにCMを流したり、イベントを開催するなど、消費者の欲求に働きかける必要がありました。

ですが、現在では以下のプロセスに変わっているということです。

消費者自ら『検索』して商品を『比較(調べる)』

そして『検討(納得)』して

『行動(購入)』する

なぜ『検索』『比較』『検討』に変わったことがポイントになるのか?

それは消費者が自発的に『検索』『比較』『検討』をするとうことは、検索したときに自社のwebページが上位に表示されることが重要になるからであり、そのための取り組みとしてSEO(検索エンジン最適化)があります。

webサイトを上位表示させるためには、Googleの評価を得る必要があります。
例えばwebサイトの情報を整理して見やすくしたり、ユーザーにとって良質なコンテンツを提供しているとGoogleに評価されることです。

また、今回のテーマでもあるSNSを活用したSEO対策例もご紹介します。

こちらは「カラフル Instagram」でのGoogle検索結果です。

当サイトが一番上に表示されていますが、その下はインスタグラムやTwitterが表示されています。このようにSNSはGoogle検索とは別の流入経路ですが、結果的にGoogle検索の対策になり、インスタグラムなどのSNS運用は流入経路の強化につながるメリットがあります。

後にSNS検索流入についても詳しく解説します。

有料検索流入(Paid Search)


有料検索流入とは検索結果や画面の上部や下部に表示されている広告情報です。

このようなwebプロモーション手法を『リスティング広告』と言います。

日本では大きく分けて以下の2つのが代表的です。

・Google広告(旧:GoogleAdWords)
・Yahoo!広告(旧:Yahoo!プロモーション広告)

Googleの検索エンジンは世界で最もシェアされていて、日本国内ではGoogle検索エンジン70%、Yahoo!検索エンジン25%の割合で利用されています。
さらにYahoo!の検索エンジンはGoogleと同じ検索エンジンが使われているため、どちらで検索しても検索結果はほぼ同じになります。

SEO(検索エンジン最適化)を考える際もGoogleの検索エンジンを対策することで、日本国内であれば95%をカバーすることができます。

ここで一つ注意が必要です。

Google広告とYahoo!広告は一切連携していません

なので両方でリスティング広告を行う場合は、それぞれに入稿する必要があります。

【リスティング広告の種類】

リスティング広告は大きく以下の2つに分けられます。
・検索連動広告
・ディスプレイ広告

上記の2つについて詳しく解説していきます。

 

【検索連動広告】

iPhoneの検索結果で表示したページの赤枠で囲んでいる部分が「検索連鎖広告」です。
サイトの上に小さく「広告」と記載があります。

『検索連鎖広告』は広告主が登録したキーワードをユーザーが検索することで広告が表示され、広告をクリックすることで広告費が発生する「クリック課金」方式が一般的です。そのため「キーワード広告」や「PPC(Pay per click)広告」とも呼ばれます。

 

【ディスプレイ広告】

Yahoo!検索ページ右側の本田圭佑さんが掲載されている部分が「ディスプレイ広告」です。

『ディスプレイ広告』はクリックされると広告費が発生する「クリック課金」方式と表示されることで広告費が発生する「インプレッション課金」方式の2つがあります。

SNS検索流入(Social)


そもそもSNSからの検索流入とはどんな流入経路なのでしょうか?

以下が日本国内で主流なものとして挙げられます。
・Facebook
・Instagram
・Twitter
・LINE

SNSを集客に使うケースは多くあり、宣伝方法はいくつもあります。
商品やサービスの情報を正確に掲載する方法もあれば、拡散することを重視した、面白おかしく「バズる」コンテンツを掲載して一気に拡散させる方法もあります。

【例えば】
・シェアをしてもらい拡散する
・SNS広告を使う
etc…

両者はどちらが正しいということではなく、自社ブランドをどう売り込みたいのか?
サービスの性質上、正確な情報を正しく伝える必要がある。など、状況に応じて使い分ける必要があります。

SNS広告の特徴

SNS広告の特徴は「ターゲティング精度の高さ」です。

ユーザーは自身の登録しているSNSのプロフィールがあるため、それらの情報をもとに詳細なターゲティングをすることができます。

その他にも、検索結果から似ているものや、ユーザーの好みに合わせた情報が表示されるため、ターゲットとなる情報集段階の潜在顧客層への認知拡大を図ることができます。

一般的なコーレートサイトや通販サイトに比べて、メディアサイトなどコンテンツを中心としたサイトだとSNSからの流入割合が多い傾向にあります。

また、SNS毎にも特徴があり、ターゲットのユーザー層に合わせてSNS広告を使い分けることで高いマーケティング効果を発揮します。

【Facebook広告】
信頼性の高い個人情報に基づいた、精度の高いターゲティング可能

Facebookは実名登録、年齢、住所、職業、興味関心と細かな情報を登録するため、ユーザーに合わせた情報を提供することができます。

【Instagram広告】
インスタグラムは女性ユーザーの割合が圧倒的に高く、女性向けの商材やサービスの広告に適しています。

20代~30代の女性が最も利用率が高いため、『アパレル、美容、旅行』関連のマーケティング活動の効果が高いです。

【Twitter広告】
10代~20代の学生に利用者が多く、若年層へのアプローチに効果的。

Twitterは防災情報や電車の遅延、流行りなど『今』起こっていることの拡散力が高い。

【LINE広告】
日本国内ではメッセンジャーツールとして利用されているため、SNSの中では断トツのアクティブユーザー数を誇っています。

新規顧客の獲得より、既存顧客へのリピート向き。

外部サイトからの流入(被リンク)


外部サイトからの流入とは何でしょう?

それは外部のサイトにリンクを張ってもらい、そこからユーザーの流入があることです。

例えば、販売店のサイトリンクを製品メーカーサイトに張り、逆に製品メーカーのサイトに販売店のサイトリンクを張ってもらうことで相互宣伝をしたりします。

その他には、魅力的な商品やサービスを提供していると、特に関係のないサイトで紹介され、リンクを張ってもらえるケースもあります。

他サイトでの紹介が理想的な被リンクであり、ユーザーの流入に大きく貢献しているサイトがあれば、積極的にアプローチして関係性を深めるのも一つの手でしょう。

直接流入(お気に入り、ブックマーク、etc.)


直接流入とはwebページをお気に入りにしていたり、直接URLを入力して流入してくるユーザーの事です。

アクセス解析では「direct/none」といった形でデータとして出てきます。

「direct/none」はどこから流入したセッションなのかというと、参照元のページがない、もしくはわからないセッションのことです。

【例えば】
・URLを直接打ち込んでサイトに訪問
・URLサジェストをクリックして訪問
・ブックマークから訪問
・アプリから訪問
・ショートカットをクリックして訪問
・ExcelやWordなどのファイルからリンクをクリックして訪問
・メールからの訪問
・QRコードを読み取って訪問

etc…

また「direct/none」が多いとこんな問題があります。

direct/noneに振り分けられてしまえば、実際に施策が立てにくい流入経路で、その流入は参照元が分からず有効な分析ができなくなってしまいます。

2.自社の世界観を伝えやすい

”百聞は一見に如かず”ということわざがあるように、商品説明や口コミをどれだけみても、『最後の決め手になるのは自分の目で見てどう思うかです

インスタグラムは画像や動画がメインであるため世界観を表現しやすいためビジネス利用との親和性もよく、消費者の購買意欲を刺激するのに適している媒体です。

文章での説明より、まずは自社ブランドを面白く表現しているインスタグラムの企業アカウントをいくつかご紹介します。

スターバックス

こちらはスターバックスのインスタグラム公式アカウントです。

2020/7/25現在で購入できる商品の紹介と全体的に緑を基調とした配色にすることで『夏』を表現しています。

▼少しスクロールして戻ると、桜とピンクの配色で『春』を表現していることがわかります。

このように季節限定の商品の紹介や季節の変わり目を演出することでユーザーを楽しませています。

patekphilippe(パテックフィリップ)

patekphilippeの公式アカウントです。

投稿方法を工夫することで、ブランドの高級感とランニングページのように演出することでユーザーを楽しませています。

A BATHING APE®

ア ベイシング エイプ®公式サイトです。

自社のブランドイメージをコミカルな配色の写真を掲載することで表現しています。

CANMAKE

CANMAKE日本公式アカウントです。

全体的に優しい色合いで「可愛い!」を前面に押し出すことで、女性の目に留まるように演出しています。

3.アクティブユーザー数の普及

SNSアクティブユーザー数の推移画像

出典:「ガイアックス ソーシャルメディアラボ 」 より

 

上記はSNS利用率推移のグラフです。
LINEはメッセンジャーツールとして利用が普及しているため、ダントツのアクティブユーザー数となっています。

Twitterは2017年からアカウント数を公開していないため現在の利用率はわからないものの、このグラフを見て注目すべき点はInstagramの急伸とFacebook離れです。2018年にはインスタグラムのアクティブユーザー数がFacebookを抜き去り増え続けています。

アクティブユーザー数が増えるということは、それだけ多くのユーザーに情報を発信できるということ。

なので企業のSNS利用拡大には、SNSのアクティブユーザーの推移が大きく影響し、またユーザー特性毎のSNS運用が大きなポイントとなります。

SNS運用を効率的に

SNSマーケティングは会社によってはしっかりと運用の体制が整っていれば十分な運用ができると思いますが、個人経営の飲食店やアパレル、美容室、小規模なメーカー等ではなかなか運用を満足に行うことが難しくなってしまいがちです。

そんな悩みを抱えている人に役立つのが「運用支援ツール」です。運用支援ツールではSNS運用に役に立つ機能が備わっており、無料のものもあるので試してみてはいかがでしょうか。

現在では多くのサービスが登場しており、それぞれのSNSに特化しているものや複数のSNSに対応してるツールがあるので自分にあったツールを見つけることができます。それではおすすめのツールを幾つか紹介していきます。

インスタグラム用「インスタ代行.com」

インスタ代行.com
公式サイト:https://instadaiko.com/

SNSの中でインスタグラムは比較的に拡散性が低いので、投稿をするだけではSNSマーケティングでは欠かせない「フォロワー」を獲得すること、知名度を向上させるということが簡単にできないSNSです。

そのため「いいね!」や「フォロー」「コメント」等のアクションを行って不特定多数のユーザーにアカウントを見てもらうという作業が地道ですが、アクションを起こす相手が間違っていなければ効果がかなり期待できる施策です。

そこで、この地道で時間がかかってしまうアクション作業を自動化してくれるツールが「インスタ代行.com」です。
インスタ代行.com機能
アクション作業をインスタ代行.comが24時間自動で行ってくれるので、投稿を行うだけでアカウント運用はみるみる成果を出していくことができるでしょう。

このアクションを起こす相手も「#ハッシュタグ」で選定することができるので自分のアカウントに興味を持つであろうハッシュタグを設定しておくことで効果がさらに期待できるツールです。

料金は30日間7,980円、120日間23,800円の2つのプランから選択でき、現在は5日間無料で機能が使えるので一度試してみてはいかがでしょうか。

SNS 5日 30日 120日
インスタグラム 無料 7,980円 23,800円

Twitter用「SocialDog」

SocialDog

公式サイト:https://social-dog.net/

Twitterでは標準の機能で分析機能がついておらず、フォロワーの属性や時間帯や曜日事に利用者の数などを分析してくれるツールを使うとアカウント運用に役立てることができます。

この「SocialDog」では分析機能の他にも、複数アカウントの管理や予約投稿、フォロー返し&フォロー解除等の機能がついておりTwitterでSNSマーケティングをするにあたって必要な全てを網羅しています。

料金は企業向けで月3,980円です。現在14日間のお試し期間があるので一度試してから実際に利用するかどうかを判断するのが良いでしょう。

SNS 14日 月額
Twitter 無料 3,980円

3つのSNSに対応「comnico Marketing Suite」


公式サイト:https://products.comnico.jp/cms/jp

comnico Marketing Suite
・Twitter
・インスタグラム
・Facebook
上記の3つのSNSに対応しておりそれぞれの分析が可能なツールとなっています。

TwitterとFacebookでは投稿予約が可能です。そして、複数人で運用したい場合にこちらのツールを使え承認フローを設定できるのでミスを防止したり、作業メモ機能などで複数人運用を効率化してくれる機能が豊富です。

また、それぞれのSNSでの競合アカウントを比較してくれる競合やベンチマークしたいSNSのアカウント分析機能もあり、自分のアカウントの現状確認や傾向の把握をすることができます。

料金は月額50,000円(別途初期導入費用100,000円)と高額なので、3つのSNSを一つで管理したいと考えている人にはお勧めできます。

SNS 月額
Twitter
インスタグラム
Facebook
50,000円
(初期導入費用
別途100,000円)

最後にまとめ

SNSのアクティブユーザー数の普及に伴い、企業のSNSビジネス利用が活発化しています。

今後、企業がSNS運用をマーケティング戦略に組み込めるかどうかが、生存競争に生き残るためのカギとなります。

当記事では、ビジネス利用のためのSNS運用をテーマに
・流入経路の種類と、SNSの位置づけ
・企業でのSNS活用例
・SNSアクティブユーザー数の推移とSNS毎の特徴

上記の3つについてご紹介しました。

微力ながら、あなたのSNS運用にご助力できれば幸いです。